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うしろ‐がみ【後ろ髪】🔗🔉

うしろ‐がみ【後ろ髪】 後頭部の髪の毛。(「後ろ髪を引かれる」の形で)心残りがしてなかなか思い切れないこと。「―を引かれる思いで家を出た」

うしろ‐きず【後ろ傷・後ろ×疵】🔗🔉

うしろ‐きず【後ろ傷・後ろ×疵】 逃げる時にからだの背面に受けた傷。武士はこれを恥とした。向こう傷。

うしろ‐ぎたな・い【後ろ汚い・後ろ×穢い】🔗🔉

うしろ‐ぎたな・い【後ろ汚い・後ろ×穢い】 [形]うしろぎたな・し[ク]いさぎよくない。卑劣だ。「子供を餌(ゑば)に恩にかけて味方にせんと―・い信玄に」〈浄・廿四孝〉

うしろ‐くび【後ろ首・後ろ×頸】🔗🔉

うしろ‐くび【後ろ首・後ろ×頸】 首の後ろ側。

うしろ‐ぐら・い【後ろ暗い】🔗🔉

うしろ‐ぐら・い【後ろ暗い】 [形]うしろぐら・し[ク]他人からとがめられるようなやましいことをしている。また、やましさを感じている。「何も―・いところはない」心に裏表があるようにみえる。二心があるようだ。「君をも―・き御事に思ひ奉りて」〈盛衰記・八〉

うしろ‐げさ【後ろ××裟】🔗🔉

うしろ‐げさ【後ろ××裟】 背後から袈裟がけに切ること。

うしろ‐ごし【後ろ腰】🔗🔉

うしろ‐ごし【後ろ腰】 (はかま)の後ろ側のひもの部分。前腰。柔道の技の一。相手が背をみせたときに、後ろからすくい上げるように腰のあたりを抱き込み、あお向けに投げ落とす。

うしろ‐ごと【後ろ言】🔗🔉

うしろ‐ごと【後ろ言】 過ぎたことの愚痴を言うこと。繰り言。「殿は―をばし給ふらん」〈平治・下〉陰で人の悪口を言うこと。また、その悪口。陰口(かげぐち)。「鼻ひるは―をすると云ふぞ」〈毛詩抄・二〉

うしろ‐さがり【後ろ下(が)り】🔗🔉

うしろ‐さがり【後ろ下(が)り】 後方が下がっていること。(びん)の後方が下がって見えるように月代(さかやき)をそったもの。元禄ごろの風俗で、いきだが下品な形とされた。

うしろ‐ざし【後ろ挿(し)】🔗🔉

うしろ‐ざし【後ろ挿(し)】 かんざしを髻(もとどり)の後ろ、耳の後ろあたりに挿すこと。また、そのかんざし。

うしろ‐ざま【後ろ様】🔗🔉

うしろ‐ざま【後ろ様】 後ろの方。「危急の場合ではあり、―ではあるし、的は外れて」〈田岡嶺雲・明治叛臣伝〉後ろ向き。「獅子、狛犬(こまいぬ)、背きて―に立ちたりければ」〈徒然・二三六〉

うしろじた‐ぼいん【後ろ舌母音】🔗🔉

うしろじた‐ぼいん【後ろ舌母音】 こうぜつぼいん(後舌母音)

大辞泉 ページ 1338