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臼から杵(きね)🔗🔉

臼から杵(きね) 《臼を女、杵を男に見立てて》女から男に言い寄ること。物事が逆さまなことのたとえ。

臼と杵(きね)🔗🔉

臼と杵(きね) 男女が和合することのたとえ。

う・す【失す】🔗🔉

う・す【失す】 [動サ下二]「うせる」の文語形。

うす【薄】🔗🔉

うす【薄】 〔語素〕名詞・形容詞・動詞などの上に付く。厚みが少ない意を表す。「―板」「―氷」色が濃くない意を表す。「―紫」「―緑」濃度や密度が少ない意を表す。「―味」「―化粧」「―霧」程度が少ない意を表す。「―暗い」「―明かり」なんとなく、どことなく、ちょっとの意を表す。「―気味悪い」「―よごれる」「―ぼんやり」名詞の下に付いて形容動詞をつくり、少ない、小さい、ほとんどない、の意を表す。「品―」「望み―」「気乗り―」

うず【珍】うづ🔗🔉

うず【珍】うづ 珍しいこと。尊いこと。「吾(あれ)、御(あめのしたをしら)すべき―の子を生まむ」〈神代紀・上〉

うず【渦】うづ🔗🔉

うず【渦】うづ 螺旋(らせん)形に巡る、激しい水の流れ。空気などについてもいう。うずまき。めまぐるしく動いて入り乱れている状態。「争いの―に巻き込まれる」真上からを見たような模様。

うず【髻華】🔗🔉

うず【髻華】 古代、草木の枝葉や造花などを冠や髪の上に挿して飾りとしたもの。かざし。「くまかしが葉を―に挿せその子」〈記・中・歌謡〉

う‐ず【右図】‐ヅ🔗🔉

う‐ず【右図】‐ヅ 右に示した図。「―で説明する」

う‐ず【×烏頭】‐ヅ🔗🔉

う‐ず【×烏頭】‐ヅ トリカブト属植物の母塊根。有毒であるが、鎮痛・強壮薬として利用。→附子(ぶし)

う‐ず【珠】🔗🔉

う‐ず【珠】 唐鞍(からくら)とよぶ馬具の飾りで、金銅の火炎形の内に宝珠を納め、その台座を尻繋(しりがい)につけたもの。うんじゅ。

う・ず【×倦ず】🔗🔉

う・ず【×倦ず】 [動サ変]《「うんず」の撥音の無表記》「(うん)ずる」に同じ。「深く世の中憂きことと思ひ―・じはてて」〈平中・一〉

うず🔗🔉

うず [助動][○|○|うず(うずる)|うずる(うず)|うずれ|○]《推量の助動詞「むず」の音変化》動詞・助動詞の未然形に付く。話し手の推量を表す。…だろう。「ただいま客人(まらうど)の来うずるぞ」〈平家・一〉話し手の意志・決意を表す。…しようとする。…しよう。「自然わたくしの負けたらば弟子にならうず」〈虎明狂・膏薬煉〉相手に対する勧誘または婉曲的な命令を表す。…しよう。…してほしい。「掃除などことごとくせうず。また聟殿のござったらば、こなたへ申せ」〈虎明狂・鶏聟〉当然・適当の意を表す。…のはずだ。…のがよい。「項羽をこそ上将軍とせられうずるに、次将とせられた」〈史記抄・項羽本紀〉(連体形の用法として)未来のことや仮説について婉曲の心持ちを表す。…のような。「我コノ難儀ヲ遁レサセラレウズルコトヲ教ヘマラセウズ」〈天草本伊曾保・イソポが生涯〉→う →む◆「うず」は中世の話し言葉として発達し、一時は書き言葉にも用いられたが、江戸時代になってからは、「う」と同様の意味を有するためにしだいに姿を消した。

大辞泉 ページ 1342