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ほう‐すけ【×呆助】ハウ‐🔗🔉

ほう‐すけ【×呆助】ハウ‐ 「あほう」を略して人名のようにいった語。おろかもの。「赤シャツは腑抜けの―だと云ったら」〈漱石・坊っちゃん〉

ぼうず‐ごろし【坊主殺し】バウズ‐🔗🔉

ぼうず‐ごろし【坊主殺し】バウズ‐ 僧を誘惑して堕落させること。僧相手の売春婦、または男娼。「中寺町、小橋の―」〈浮・一代男・二〉

ぼうず‐ふで【坊主筆】バウズ‐🔗🔉

ぼうず‐ふで【坊主筆】バウズ‐ 穂先のすりきれた筆。ちびた筆。禿筆(とくひつ)

ぼうず‐まくら【坊主×枕】バウズ‐🔗🔉

ぼうず‐まくら【坊主×枕】バウズ‐(くく)り枕」に同じ。

ぼうず‐むぎ【坊主麦】バウズ‐🔗🔉

ぼうず‐むぎ【坊主麦】バウズ‐ ハダカムギの別名。

ぼうず‐めくり【坊主×捲り】バウズ‐🔗🔉

ぼうず‐めくり【坊主×捲り】バウズ‐ 百人一首の読み札にかかれた絵を用いてする遊戯。裏返しにつみ重ねた札を各自が順に一枚ずつ取って手もとに置き、坊主の絵を引いたときは手持ちの札をすべて場に出し、姫の札を引いたときは場の札を全部自分のものとし、最後に手もとの札の数の多い者を勝ちとする。

ぼうず‐もち【坊主持ち】バウズ‐🔗🔉

ぼうず‐もち【坊主持ち】バウズ‐ 同行者の荷物を一人で持ち、道で坊主に会うたびに持ち役を交代すること。

ぼうず‐やま【坊主山】バウズ‐🔗🔉

ぼうず‐やま【坊主山】バウズ‐ 樹木の生えていない山。はげ山。

ぼうず‐よみ【坊主読み】バウズ‐🔗🔉

ぼうず‐よみ【坊主読み】バウズ‐ 僧侶が経を読むような調子で、意味のわからないまま文字だけを読むこと。また、その読み方。

ほう・ずる【奉ずる】🔗🔉

ほう・ずる【奉ずる】 [動サ変]ほう・ず[サ変]高貴な人にさしあげる。たてまつる。「御前で舞を―・ずる」うやうやしくうける。承る。「君命を―・ずる」うやうやしく持つ。ささげる。「校旗を―・ずる」つつしんで勤める。「職を―・ずる」

ほう・ずる【封ずる】🔗🔉

ほう・ずる【封ずる】 [動サ変]ほう・ず[サ変]領地を与えて大名に取り立てる。領主とする。「五万石の大名に―・ずる」

ほう・ずる【崩ずる】🔗🔉

ほう・ずる【崩ずる】 [動サ変]ほう・ず[サ変]天子・天皇・皇后・皇太后・太皇太后などが亡くなる。おかくれになる。崩御(ほうぎよ)する。「昭和天皇が―・ずる」

ほう・ずる【報ずる】🔗🔉

ほう・ずる【報ずる】 [動サ変]ほう・ず[サ変]むくいる。かえす。「人の恩に―・ずる」「恨みを―・ずる」知らせる。告げ伝える。「新聞の―・ずるところによると」「時を―・ずる」

大辞泉 ページ 13672