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うた‐ぎれ【歌切】🔗🔉

うた‐ぎれ【歌切】 和歌の冊子・巻物などにある古人の名筆を、手鑑(てかがみ)にはりつけたり掛け物に仕立てたりするのに適した大きさに切り取ったもの。古今集高野切(こうやぎれ)、小野道風の本阿弥切(ほんあみぎれ)など。

うた・く🔗🔉

うた・く [動カ四]ほえる。うなる。「その猪怒りて、―・き寄り来つ」〈記・下〉

うだ・く【抱く・懐く】🔗🔉

うだ・く【抱く・懐く】 [動カ四]腕にかかえる。いだく。だく。「身をたをやかになして、鞠を―・き侍るべし」〈撰集抄・八〉

うたく‐こつ【××啄骨】🔗🔉

うたく‐こつ【××啄骨】 烏口骨(うこうこつ)

うた‐ぐさり【歌鎖】🔗🔉

うた‐ぐさり【歌鎖】 和歌を使った遊戯。文字鎖の一。和歌の末尾の文字、または下の句の最初の文字を、次の人が上の句の頭に置いて詠み続けるもの。

うた‐くず【歌×屑】‐くづ🔗🔉

うた‐くず【歌×屑】‐くづ へたな和歌。「古今集の中の―とかや言ひ伝へたれど」〈徒然・一四〉

うた‐ぐち【歌口】🔗🔉

うた‐ぐち【歌口】 笛・尺八などの管楽器で、口を当てて吹く穴。和歌をじょうずに詠むこと。また、その人。和歌の詠みぶり。「稽古も―もおなじ程の人の」〈ささめごと〉

うたぐり‐ぶか・い【疑り深い】🔗🔉

うたぐり‐ぶか・い【疑り深い】 [形]「うたがいぶかい」に同じ。「―・い目で人を見る」

うたぐ・る【疑る】🔗🔉

うたぐ・る【疑る】 [動ラ五(四)]怪しいと思う。「うたがう」のやや俗な言い方。「最初から―・ってかかる」◆「うたがう」と「かんぐる」の混合形といわれる。 [可能]うたぐれる

うたげ【宴・×讌】🔗🔉

うたげ【宴・×讌】 酒宴。宴会。さかもり。「うちあげ(打ち上げ)」の音変化とも、歌酒の意ともいう。

うだ‐げんじ【宇多源氏】🔗🔉

うだ‐げんじ【宇多源氏】 宇多天皇の皇子、敦実(あつみ)親王を祖とする源氏の一統。

うた‐ごえ【歌声】‐ごゑ🔗🔉

うた‐ごえ【歌声】‐ごゑ 歌をうたう声。

うたごかい‐はじめ【歌御会始(め)】うたゴクワイ‐🔗🔉

うたごかい‐はじめ【歌御会始(め)】うたゴクワイ‐歌会始め」に同じ。

大辞泉 ページ 1374