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まくり【×捲り】🔗🔉

まくり【×捲り】 まくること。めくり上げること。「腕―」屏風(びようぶ)・ふすまなどにはってあった書画をはがしたもの。また、表装しないでおいてある書画。競輪で、外側からコースの傾斜を利して激しく追い込む走法。

まくり【海草・海草】🔗🔉

まくり【海草・海草】 フジマツモ科の紅藻。暖海の岩礁に着生し、高さ五〜二五センチ。体は不規則に枝分かれし、剛毛状の小枝で覆われる。海人酸(かいにんさん)を含有し、煎(せん)じ汁を回虫駆除薬とする。かいにんそう。

まくり‐あ・げる【×捲り上げる】🔗🔉

まくり‐あ・げる【×捲り上げる】 [動ガ下一]まくりあ・ぐ[ガ下二]まくって上にあげる。「袖を―・げる」高い方へ追い立てる。「敵三千余騎をはるかの峰へ―・げ」〈太平記・一四〉

まくり‐ぎり【×捲り切り】🔗🔉

まくり‐ぎり【×捲り切り】 切りまくること。「大勢一度に切り入れば、心得たりと長吉が、段平物(だんびらもの)の―」〈浄・双蝶々〉

まくり‐だ・す【×捲り出す】🔗🔉

まくり‐だ・す【×捲り出す】 [動サ四]追い出す。「―・して大坂の地は踏ませぬ」〈浄・曾根崎〉

まくり‐た・つ【×捲り立つ】🔗🔉

まくり‐た・つ【×捲り立つ】 [動タ下二]激しく追い立てる。「打ち伏せ、なぎ伏せ、―・て」〈浄・国性爺〉

マグリット【Ren Magritte】🔗🔉

マグリット【Ren Magritte】一八九八〜一九六七]ベルギーのシュールレアリスムの画家。日常的事物やイメージを超現実的に組み合わせ、詩的な幻想空間を描いた。

まくり‐で【×捲り手】🔗🔉

まくり‐で【×捲り手】 腕まくり。袖まくり。「袖ふれば露こぼれけり秋の野は―にてぞ行くべかりける」〈後拾遺・秋上〉

まくり‐のみ【×捲り飲み】🔗🔉

まくり‐のみ【×捲り飲み】 立て続けに飲むこと。飲みまくること。「酒盛りにかくれなき一騎当千の御肴(さかな)、磯打つ波の―」〈浄・吉野都女楠〉

まく・る【×捲る】🔗🔉

まく・る【×捲る】 [動ラ五(四)]物の端を外側へ巻きながら上へあげる。「裾を―・る」おおっているものや重なっているものをはがす。めくる。「布団を―・る」追い立てる。「後ろから激しく―・られる」(動詞の連用形に付いて)ずっとその動作を続ける。盛んに…する。「書き―・る」「走り―・る」 [可能]まくれる[動ラ下二]「まくれる」の文語形。→捲(めく)

大辞泉 ページ 14041