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うち‐ばば【内馬場】🔗🔉

うち‐ばば【内馬場】 宮中の武徳殿の前にあった馬場。節会(せちえ)の際、天皇が騎射(うまゆみ)・競(くら)べ馬などを見た。庭につくった犬追物(いぬおうもの)の馬場。

うち‐はぶ・く【打ち羽振く】🔗🔉

うち‐はぶ・く【打ち羽振く】 [動カ四]羽ばたく。「―・き鶏(とり)は鳴くともかくばかり降り敷く雪に君いまさめやも」〈万・四二三三〉

うち‐は・む【打ち×填む】🔗🔉

うち‐は・む【打ち×填む】 [動マ下二]ほうり込む。投げ入れる。「鶯(うぐひす)の鳴くくら谷に―・めて焼けは死ぬとも君をし待たむ」〈万・三九四一〉閉じ込める。押し入れる。「なほありかせそめじ。―・めて置きたるぞよき」〈落窪・一〉

うち‐はやし【打ち×囃子】🔗🔉

うち‐はやし【打ち×囃子】 太鼓・鼓などを打つこと。近世、男子のたしなみとされた遊芸。「茶の湯、盤上、―、男の芸に一つでも」〈浄・歌念仏〉

うち‐はや・す【打ち×囃す】🔗🔉

うち‐はや・す【打ち×囃す】 [動サ五(四)]太鼓などを打って調子をとる。「鉦(かね)や太鼓を―・す」はやしたてる。おだてあげる。「仲間から―・される」

うち‐はや・す【打ち早す】🔗🔉

うち‐はや・す【打ち早す】 [動サ四]馬などをむちで打って速く歩ませる。急がせる。うちはやむ。「馬―・して先立つもありて」〈かげろふ・中〉

うち‐はや・る【打ち逸る】🔗🔉

うち‐はや・る【打ち逸る】 [動ラ四]調子に乗る。勇み立つ。「ある上達部のおほむこ、―・りて物怖ぢせず」〈堤・虫めづる姫君〉

うち‐はらい【打(ち)払い】‐はらひ🔗🔉

うち‐はらい【打(ち)払い】‐はらひ 攻撃して、敵を追い払うこと。「異国船―令」ちり・ほこりをはたいて取り除く道具。はたき。ちりはらい。ちり・ほこりなどを取り除くこと。「ここかしこ―などしてしばし居たる程に」〈今昔・二九・三〉

うち‐ばらい【内払(い)】‐ばらひ🔗🔉

うち‐ばらい【内払(い)】‐ばらひ [名]スル内金を払うこと。代金や借金の一部を支払うこと。内渡し。

うち‐はら・う【打(ち)払う】‐はらふ🔗🔉

うち‐はら・う【打(ち)払う】‐はらふ [動ワ五(ハ四)]たたいたりふるったりして払いのける。「ほこりを―・う」「降りかかる火の粉を―・う」攻撃して追い払う。「異国船を―・う」攻めて滅ぼす。「攻め入りて、同九月三日、やすやすと―・ひてけり」〈愚管抄・五〉 [可能]うちはらえる

大辞泉 ページ 1413