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まわり‐ばな【回り花】まはり‐🔗🔉

まわり‐ばな【回り花】まはり‐ 茶道の七事式の一。主客ともに順に花を生ける式法。

まわり‐ばん【回り番】まはり‐🔗🔉

まわり‐ばん【回り番】まはり‐ 順番で務めに当たること。輪番。「―で宿直をする」見回りをする順番。また、その当番。「―につく」

まわり‐ひざ【回り×膝】まはり‐🔗🔉

まわり‐ひざ【回り×膝】まはり‐ 正面を背にして座ったとき、左膝をつき、膝を軸にして、からだを回して正面を向くこと。

まわり‐ぶたい【回り舞台】まはり‐🔗🔉

まわり‐ぶたい【回り舞台】まはり‐ 劇場の舞台で、中央の床を大きく円形に切り抜き、その部分を回転して場面転換させる装置。また、それを備えた舞台。歌舞伎舞台で発生した。

まわり‐ぶち【回り縁】まはり‐🔗🔉

まわり‐ぶち【回り縁】まはり‐ 天井のまわりの壁と接する部分に取り付けた横木。天井回り縁。

まわり‐みち【回り道・回り路】まはり‐🔗🔉

まわり‐みち【回り道・回り路】まはり‐ 遠回りして行くこと。遠回りになる道。迂路(うろ)。「―になるが確実な方法」

まわり‐もち【回り持(ち)】まはり‐🔗🔉

まわり‐もち【回り持(ち)】まはり‐ 順番に受け持つこと。輪番。「議長を―にする」めぐりめぐって自分のものになること。「金は天下の―」

まわ・る【回る・×廻る】まはる🔗🔉

まわ・る【回る・×廻る】まはる [動ラ五(四)]軸を中心にして円を描くように動く。回転する。「車輪が―・る」「地球は―・る」物の周囲に沿って、円を描くように移動する。「地球のまわりを月が―・る」「岬を―・る船」順々に決まった場所などをめぐる。「あいさつに―・る」「観光地を―・る」遠くなるほうの道をとる。迂回(うかい)する。「危険な沢筋を避けて稜線へ―・る」「急がば―・れ」寄り道をする。「外出のついでに先生のお宅へ―・る」物事が順に移る。「仕事が―・ってくる」「週単位で当番が―・る」それまでとは異なった立場に変わる。「賛成に―・る」「受け身に―・る」効力などが隅々まで及ぶ。また、配慮などが行き届く。「酔いが―・る」「手が―・る」「気が―・る」よく動く。よく働く。「舌が―・る」「頭が―・る」金銭の運用で利益が生じる。「月に三分で―・る」《時計の針が円を描いて動くところから》ある時刻が過ぎる。「そろそろ三時を―・ろうとするところだ」(「目が回る」の形で)めまいがする。「急に立ち上がって目が―・る」金銭上のやりくりができる。「女房お民が手一つで、―・らぬ暮し常なれど」〈人・梅児誉美・四〉遊里で、遊女などが客の気に入るようにふるまう。「さのみ物もつかはぬ男に―・りておもしろがるに」〈浮・置土産・五〉動詞の連用形に付いて、そのあたりを…する、あちこち…する意を表す。「のたうち―・る」「走り―・る」「逃げ―・る」 [可能]まわれる [用法]まわる・めぐる――「月をめでながら池を回る(巡る)」「名所を回る(巡る)」など、動く、移動するの意では相通じて用いられる。◇「回る」の方が多く使われ、意味の範囲も広い。「車が回る」のように、その物自体が回転する意では「巡る」を使わない。◇「巡る」は文章語的で、「寺の本堂を巡る回廊」のように、取り囲むの意。「規制緩和をめぐる議論」のように、…に関するの意は、「回る」にはない。 [下接句]急がば回れ・御鉢(おはち)が回る・気が回る・首が回らない・米の飯とお天道様はどこへ行っても付いて回る・酒が回る・舌が回る・知恵が回る・手が後ろに回る・手が回る・目が回る・焼きが回る・呂律(ろれつ)が回らない

大辞泉 ページ 14231