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まんようしゅうりゃくげ【万葉集略解】マンエフシフリヤクゲ🔗🔉

まんようしゅうりゃくげ【万葉集略解】マンエフシフリヤクゲ 江戸後期の万葉集の注釈書。二〇巻三〇冊。橘千蔭著。寛政八〜文化九年(一七九六〜一八一二)刊。先人の説を集成した簡便な全注で、入門書として広く読まれた。

まんよう‐しょくぶつ【万葉植物】マンエフ‐🔗🔉

まんよう‐しょくぶつ【万葉植物】マンエフ‐ 万葉集に詠み込まれている植物。約一六〇種ある。

まんようだいしょうき【万葉代匠記】マンエフダイシヤウキ🔗🔉

まんようだいしょうき【万葉代匠記】マンエフダイシヤウキ 江戸前期の万葉集の注釈書。二〇巻。契沖著。徳川光圀の命により、天和三年(一六八三)着手。初稿本は元禄元年(一六八八)ごろ、精撰本は同三年成立。万葉集の全巻にわたり詳密な注を加えたもので、以後の万葉集研究の基礎となり、最初の実証的研究書とされる。万葉集代匠記。

まんよう‐ちょう【万葉調】マンエフテウ🔗🔉

まんよう‐ちょう【万葉調】マンエフテウ 万葉集の歌の特色をなす調べ。一般的には、現実生活における素朴な感動、強い実感を率直に表現し、格調は雄健でおおらか。五七調を主とし、短歌では二句切れ・四句切れが多い。賀茂真淵(かものまぶち)は「ますらおぶり」と称した。

まん‐りき【万力】🔗🔉

まん‐りき【万力】 《万人力の意から》工作物を挟んで締めつけ、固定させる工具。バイス。(もみ)の脱穀に用いる農具。綱の一端に鉤(かぎ)をつけた船具。荷の上げ下ろしに用いる。鉤の緒(お)

まん‐りょう【万両】‐リヤウ🔗🔉

まん‐りょう【万両】‐リヤウ ヤブコウジ科の常緑小低木。暖地の山林中に生え、高さ五〇センチ〜一メートル。葉は長楕円形で厚く、縁に波状のぎざぎざがある。夏、白い小花を散房状につけ、実は球形で赤く熟し、翌年春まで木に残る。正月にセンリョウなどとともに飾る。《季 冬》「―や使ふことなき上厠/風生」

まん‐りょう【満了】‐レウ🔗🔉

まん‐りょう【満了】‐レウ [名]スル一定の期間がすっかり終わること。「任期が―する」

まんりょう‐ぶげん【万両分限】マンリヤウ‐🔗🔉

まんりょう‐ぶげん【万両分限】マンリヤウ‐ 何万両もの財産を持っている富豪。大金持ち。「―でも、町人風情かあるいは功のない者は」〈滑・浮世床・二〉

大辞泉 ページ 14259