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み‐くり【実×栗・三草】🔗🔉

み‐くり【実×栗・三草】 ミクリ科の多年草。池沼などに生え、高さ約一メートル。葉は線形で長い。夏、球状の頭状花をつけ、枝の上部に雄花、下部に雌花がつく。実は先がとがり、基部が楔(くさび)形をなすが、集合した形はクリのいがに似る。やがら。

み‐くり【×厨】🔗🔉

み‐くり【×厨】 「みくりや」の略。

みくり‐なわ【三草縄】‐なは🔗🔉

みくり‐なわ【三草縄】‐なは ミクリが水に漂って、縄のようによれて見えるもの。「水錆(みさび)ゐる浅沢沼の―苦しき世には住まれやはする」〈新千載・雑中〉

みくり‐の‐すだれ【三草の×簾】🔗🔉

みくり‐の‐すだれ【三草の×簾】 ミクリの茎を裂いて干したものを編んで作ったすだれ。「―など、ことさらに昔のことをうつしたり」〈枕・九九〉

み‐くりや【×厨】🔗🔉

み‐くりや【×厨】 神社の境内にあって、神饌(しんせん)を調理する建物。特に、伊勢神宮・賀茂神社についていう。御供所(ごくうしよ)。神饌所。古代・中世、皇室や伊勢神宮・賀茂神社などへ神饌の料を献納するために設けられた所領。

み‐ぐるし・い【見苦しい】🔗🔉

み‐ぐるし・い【見苦しい】 [形]みぐる・し[シク]見た感じが不愉快である。みっともない。みにくい。「―・い身なり」「―・いまねはよしなさい」見るのに難渋する。見づらい。「目をいみじう煩ひ給ひて、よろづ治し尽させ給ひけれど、猶(なほ)いと―・しく」〈栄花・玉の村菊〉 [派生]みぐるしげ[形動]みぐるしさ[名]→みっともない[用法]

み‐くるべか・す【見転べかす】🔗🔉

み‐くるべか・す【見転べかす】 [動サ四]目をぎょろつかせて見回す。きょろきょろと見回す。「眼を車の輪のごとく―・して」〈宇津保・俊蔭〉

み‐ぐるみ【身包み】🔗🔉

み‐ぐるみ【身包み】 からだにつけているもののすべて。着ているものの全部。「賊に―はがれる」

ミグレニン【migrenin】🔗🔉

ミグレニン【migrenin】 アンチピリン九〇パーセント・カフェイン九パーセント・枸櫞(くえん)酸一パーセントを混合した薬剤。鎮痛作用があり、偏頭痛に用いた。

ミクロ【ドイツMikro;フランスmicro】🔗🔉

ミクロ【ドイツMikro;フランスmicro】 [名]ごく小さいこと。微小。極微。「―の世界」→マイクロ[形動]《「ミクロスコピック」の略》微視的であるさま。「―に眺める」マクロ。

大辞泉 ページ 14301