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耳を貸・す🔗🔉

耳を貸・す 人のいうことを聞く。また、相談にのってやる。「忠告に―・そうとしない」

耳を傾・ける🔗🔉

耳を傾・ける 注意して聞く。熱心に聞く。「老師の講話に―・ける」

耳を聞・く🔗🔉

耳を聞・く うわさ・評判などが耳に入る。「中にらうたしと思ひし物をしも、出し立てて、かかる―・くこと」〈宇津保・蔵開下〉

耳を信じて目を疑・う🔗🔉

耳を信じて目を疑・う 人の言ったことを信じて、自分の目で見たことは信じない。遠くのことをありがたがって近くのことを軽んじる。「―・ふは、俗の常の弊なり」〈平家・三〉

耳を滌(すす)・ぐ🔗🔉

耳を滌(すす)・ぐ耳を洗う」に同じ。

耳を澄ま・す🔗🔉

耳を澄ま・す 聞こうとして注意を集中する。耳をそばだてる。「―・して鳥の声を聞く」

耳を(そばだ)・てる🔗🔉

耳を(そばだ)・てる耳を澄ます」に同じ。「内緒話に―・てる」

耳を揃(そろ)・える🔗🔉

耳を揃(そろ)・える 《大判・小判の縁をそろえる意から》全額を不足なく用意する。「借金を―・えて返す」

耳を立・てる🔗🔉

耳を立・てる 聞こうとして注意を集中する。聞き耳を立てる。「隣席の会話に―・てる」

耳を潰(つぶ)・す🔗🔉

耳を潰(つぶ)・す 聞いても聞かないふりをする。「鸚鵡(あふむ)返しのあて言―・して」〈浄・浦島年代記〉

耳を劈(つんざ)・く🔗🔉

耳を劈(つんざ)・く 耳を突き破る。非常に大きな音のとどろくさまにいう。「爆音が―・く」

耳を塞(ふさ)・ぐ🔗🔉

耳を塞(ふさ)・ぐ 強いて聞かないようにする。「悲惨なニュースに思わず―・ぐ」

み‐み【身身】🔗🔉

み‐み【身身】 《「身身となる」の形で》身二つになること。出産すること。「舟のうちの住まひなれば静かに―と成らん時もいかがはせん」〈平家・九〉各自のからだ。その身その身。「おのが―につけたるたよりども思ひ出でて」〈源・蓬生〉

みみ‐あか【耳×垢】🔗🔉

みみ‐あか【耳×垢】 耳の穴にたまる垢。みみくそ。じこう。

みみ‐あたらし・い【耳新しい】🔗🔉

みみ‐あたらし・い【耳新しい】 [形]みみあたら・し[シク]初めて聞くことである。初耳である。「―・い外来語」

大辞泉 ページ 14458