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みやこ‐どり【都鳥】🔗🔉

みやこ‐どり【都鳥】 チドリ目ミヤコドリ科の鳥。全長約四五センチ。頭と背が黒色、腹が白く、足とくちばしが赤い。日本では迷鳥とされるが飛来記録は少なくなく、春秋や冬に海岸でみられ、二枚貝をこじあけて食べる。みやこしぎ。ユリカモメの別名。古くから歌や物語に現れる。《季 冬》「嘴(くち)あかきあはれまづ見よ―/万太郎」ミヤコドリガイの別名。

みやこどり‐がい【都鳥貝】‐がひ🔗🔉

みやこどり‐がい【都鳥貝】‐がひ ユキスズメガイ科の巻き貝。房総半島以南の潮間帯にみられ、貝殻は笠形で、殻径約一センチ。

みやこのじょう【都城】みやこのジヤウ🔗🔉

みやこのじょう【都城】みやこのジヤウ 宮崎県南西部、都城盆地の中心部にある市。もと島津氏支藩の城下町。サツマイモ・茶の産地。人口一三・二万。

みやこのじょう‐ぼんち【都城盆地】みやこのジヤウ‐🔗🔉

みやこのじょう‐ぼんち【都城盆地】みやこのジヤウ‐ 九州南東部にある盆地。中心は都城市。西を霧島火山群、東を鰐塚(わにつか)山地に限られ、霧の発生が多いのを利用して茶の栽培が行われる。

みやこのにしき【都の錦】🔗🔉

みやこのにしき【都の錦】一六七五〜?]江戸中期の浮世草子作者。大坂の人。本名、宍戸光風。通称、与一。西沢一風の助力を得て、「元禄大平記」「沖津白波」などを発表した。

みやこ‐のぼり【都上り】🔗🔉

みやこ‐のぼり【都上り】 地方から都へ行くこと。上京。「この人はじめての―にせしとかや」〈浮・諸艶大鑑・三〉

みやこ‐の‐よしか【都良香】🔗🔉

みやこ‐の‐よしか【都良香】八三四〜八七九]平安前期の漢詩人・漢学者。詩文に秀でて名声が高く、文章博士(もんじようはかせ)となった。漢文集「都氏文集」など。

みやこ‐ばな【都花】🔗🔉

みやこ‐ばな【都花】 ミヤコグサの別名。

みやこ‐びと【都人】🔗🔉

みやこ‐びと【都人】 都に住んでいる人。都の人。「―とも覚えぬ事を仰せらるる」〈虎明狂・目近籠骨〉風雅な人。「父に似ずうまれつき―にて、手書き、歌や文このみ習ひ」〈読・春雨・死首の咲顔〉

みやこ・びる【都びる】🔗🔉

みやこ・びる【都びる】 [動バ上一]みやこ・ぶ[バ上二]都らしくなる。都のものらしい感じになる。「女は爰(ここ)らには余り多く見掛けぬ―・びた扮装(つくり)である」〈魯庵・社会百面相〉

みやこ‐ふう【都風】🔗🔉

みやこ‐ふう【都風】 都会の風俗・習慣。「舞踏会や音楽会へも少し―が分って来たら連(つれ)て行こうよ」〈露伴・風流仏〉

大辞泉 ページ 14476