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みょう‐ばつ【×冥罰】ミヤウ‐🔗🔉

みょう‐ばつ【×冥罰】ミヤウ‐ 神仏が人知れず下す罰。天罰。「良秀の描いた神仏が、その良秀に―を当てられるとは」〈芥川・地獄変〉

みょう‐ばん【明晩】ミヤウ‐🔗🔉

みょう‐ばん【明晩】ミヤウ‐ 明日の晩。

みょう‐ばん【明×礬】ミヤウ‐🔗🔉

みょう‐ばん【明×礬】ミヤウ‐ カリウム・アンモニウム・ナトリウムなどの一価イオンの硫酸塩と、アルミニウム・クロム・鉄などの三価イオンの硫酸塩とが化合した複塩の総称。硫酸カリウムと硫酸アルミニウムとが化合したカリ明礬KAl(SO4)2・12H2Oが古くから知られ、これをさすことが多い。いずれも正八面体の結晶をつくり、水に溶ける。媒染剤・皮なめし・製紙や浄水場の沈殿剤など用途が広い。

みょうばん‐せき【明×礬石】ミヤウバン‐🔗🔉

みょうばん‐せき【明×礬石】ミヤウバン‐ カリウムとアルミニウムの含水硫酸塩鉱物。白色または灰・桃色で、ガラス光沢がある。六方晶系。火山岩が変質した所に多く、繊維状・塊状で産出する。カリ肥料の原料。

みょう‐ひつ【妙筆】メウ‐🔗🔉

みょう‐ひつ【妙筆】メウ‐ 非常にすぐれた筆跡。また、その書画や文章。

みょう‐ひん【妙品】メウ‐🔗🔉

みょう‐ひん【妙品】メウ‐ 非常にすぐれた作品。書画で、三品(さんぴん)の一。神品に次ぐ品位。気韻に富むもの。

みょう‐ぶ【名簿・名符】ミヤウ‐🔗🔉

みょう‐ぶ【名簿・名符】ミヤウ‐ 古代・中世、官途に就いたり、弟子として入門したり、家人(けにん)として従属したりする際、貴人・長上・師匠に身分証明として送る自分の姓名を書いた名札。名付(なづ)き。名書(なぶみ)。二字(にじ)

みょう‐ぶ【命婦】ミヤウ‐🔗🔉

みょう‐ぶ【命婦】ミヤウ‐ 律令制で、五位以上の女官、また五位以上の官人の妻の称。前者を内命婦(ないみようぶ)、後者を外命婦(げみようぶ)という。平安中期以降、中級の女官や中(ちゆうろう)の女房の称。「靱負(ゆげい)の―」「威儀の―」中世、稲荷(いなり)明神の使いとされる狐(きつね)の異称。「気比宮(けひのみや)の白鷺、稲荷山の―」〈太平記・三九〉

みょう‐ふく【×冥福】ミヤウ‐🔗🔉

みょう‐ふく【×冥福】ミヤウ‐ めいふく(冥福)

大辞泉 ページ 14503