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むし‐の‐す【虫の巣】🔗🔉

むし‐の‐す【虫の巣】 虫が食い荒らしたあとのような穴をたくさんつけて作った練り物の玉。緒締めなどにする。からふと玉。むしのす玉。

むし‐の‐たれぎぬ【×の垂れ衣・虫の垂れ絹・×🔗🔉

むし‐の‐たれぎぬ【×の垂れ衣・虫の垂れ絹・× 平安時代から鎌倉時代にかけて、中流女性の外出の際に、市女笠(いちめがさ)の周囲に苧麻(からむし)の繊維で織った薄い布を長く垂らしたもの。むし。むしたれ。

むし‐の‐ね【虫の音】🔗🔉

むし‐の‐ね【虫の音】 虫の鳴く声。特に、秋の虫にいう。《季 秋》「―に折々わたる嵐かな/青蘿」地歌・箏曲(そうきよく)の曲名。明和・安永(一七六四〜一七八一)ごろ、藤尾勾当作曲。歌詞は謡曲「松虫」などにより、手事(てごと)に虫の声を表す旋律がある。松虫。

むし‐ば【虫歯・×齲歯】🔗🔉

むし‐ば【虫歯・×齲歯】 歯の硬い組織が、口腔内の細菌の作用による食べかすの発酵で溶解し、破壊される状態。また、その歯。虫食い歯。

むし‐ば・む【虫食む・×蝕む】🔗🔉

むし‐ば・む【虫食む・×蝕む】 [動マ五(四)]虫が食って形を損なう。むしくいになる。「―・んだような格子の柱に」〈三重吉・小鳥の巣〉病気などで、からだや精神を少しずつ損なう。「大気汚染が健康を―・む」「心が―・まれる」

むし‐ばら【虫腹】🔗🔉

むし‐ばら【虫腹】 寄生虫によって起こる腹痛。

むし‐はらい【虫払い】‐はらひ🔗🔉

むし‐はらい【虫払い】‐はらひ虫干し」に同じ。《季 夏》「贋物(にせもの)のいく代めでたし―/几董」

むし‐パン【蒸(し)パン】🔗🔉

むし‐パン【蒸(し)パン】 イーストかベーキングパウダーを入れた生地を蒸したパン。玄米パンなど。

む‐じひ【無慈悲】🔗🔉

む‐じひ【無慈悲】 [名・形動]思いやりの心がないこと。あわれみの心がないこと。また、そのさま。「―な(の)仕打ち」

むしひき‐あぶ【虫引×虻】🔗🔉

むしひき‐あぶ【虫引×虻】 双翅(そうし)目ムシヒキアブ科の昆虫の総称。体にとげ状の毛が散在し、口吻(こうふん)は鋭く、刺すのに適する。枝葉の上で小昆虫を捕らえ、体液を吸う。シオヤアブ・アオメアブなど。

むし‐ピン【虫ピン】🔗🔉

むし‐ピン【虫ピン】 昆虫を標本箱に固定するときなどに用いる針。

むし‐ふうじ【虫封じ】🔗🔉

むし‐ふうじ【虫封じ】 子供に虫気(むしけ)が起こらないように、まじなうこと。また、そのための護符(ごふ)

大辞泉 ページ 14586