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む‐そう【夢相】‐サウ🔗🔉

む‐そう【夢相】‐サウ 夢の吉凶をみること。また、それを業とする人。「卜部兼友(うらべかねとも)―ありなんど聞こえき」〈愚管抄・五〉

む‐そう【夢想】‐サウ🔗🔉

む‐そう【夢想】‐サウ [名]スル夢の中で思うこと。夢に見ること。「―だにしない歓迎を受ける」夢のようにあてもないことを想像すること。空想すること。「―家」無双」に同じ。夢の中に神仏が現れて教えを示すこと。「殿下(てんが)御―の事ありて」〈著聞集・四〉

むそう‐か【夢想家】ムサウ‐🔗🔉

むそう‐か【夢想家】ムサウ‐ 実現できそうもないことばかり考える人。

むそう‐がわ【無双側・夢想側】ムサウがは🔗🔉

むそう‐がわ【無双側・夢想側】ムサウがは 懐中時計などで、両面に同じ作りのふたがあるもの。

むそう‐きょく【夢想曲】ムサウ‐🔗🔉

むそう‐きょく【夢想曲】ムサウ‐ 夢想的な趣のある器楽用の小曲。シューマンの「トロイメライ」が有名。

むそう‐こくし【夢窓国師】ムサウ‐🔗🔉

むそう‐こくし【夢窓国師】ムサウ‐ 夢窓疎石(むそうそせき)

む‐ぞうさ【無造作】‐ザウサ・【無雑作】‐ザフサ🔗🔉

む‐ぞうさ【無造作】‐ザウサ・【無雑作】‐ザフサ [名・形動]たやすいこと。また、そのさま。「頼みを―に引き受ける」技巧をこらさないこと。念入りでないこと。また、そのさま。「―な筆づかい」

むそう‐そせき【夢窓疎石】ムサウ‐🔗🔉

むそう‐そせき【夢窓疎石】ムサウ‐一二七五〜一三五一]南北朝時代の臨済宗の僧。伊勢の人。一山一寧・高峰顕日に師事。後醍醐天皇・足利尊氏らの篤信を受け、京都嵯峨に天竜寺を開山。天竜寺船による貿易を促し、また造園芸術を発展させた。門派は夢窓派といい、五山文学の最盛期をつくった。著「夢中問答集」「臨川寺家訓」「西山夜話」「夢窓国師語録」など。正覚国師。心宗国師。普済国師。夢窓国師。

むそう‐ばおり【無双羽織・夢想羽織】ムサウ‐🔗🔉

むそう‐ばおり【無双羽織・夢想羽織】ムサウ‐ 表裏を同じ布地で仕立てた袷(あわせ)羽織。また、同じ布地を色変わりに染めて表と裏にした羽織。

むそう‐まど【無双窓・夢想窓】ムサウ‐🔗🔉

むそう‐まど【無双窓・夢想窓】ムサウ‐ 無双連子(れんじ)を取り付けた窓。

むそう‐むねん【無想無念】ムサウ‐🔗🔉

むそう‐むねん【無想無念】ムサウ‐ 仏語。あらゆる想念を離れること。妄念のないこと。無念無想。

むそう‐りねん【無相離念】ムサウ‐🔗🔉

むそう‐りねん【無相離念】ムサウ‐ 仏語。一切の念慮・妄念を離れること。

大辞泉 ページ 14611