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むれ‐すずめ【群×雀】🔗🔉

むれ‐すずめ【群×雀】 マメ科の落葉低木。多数の小枝を出し、葉は複葉。五月ごろ、黄色からのちに赤黄色に変わる蝶形の花が下向きに咲く。中国の原産で、日本には江戸時代に渡来。《季 春》

むれ‐だ・つ【群れ立つ】🔗🔉

むれ‐だ・つ【群れ立つ】 [動タ四]「むらだつ」に同じ。「花すすき君なき庭に―・ちて」〈古今・雑体〉

むれ‐と・ぶ【群れ飛ぶ】🔗🔉

むれ‐と・ぶ【群れ飛ぶ】 [動バ五(四)]鳥などが群がって飛ぶ。「魚群の上を海鳥が―・ぶ」

むれ‐らか【群れらか】🔗🔉

むれ‐らか【群れらか】 [形動ナリ]群れをなすさま。まとまっているさま。「物は―に得たるこそよけれ」〈宇治拾遺・九〉

む・れる【群れる】🔗🔉

む・れる【群れる】 [動ラ下一]む・る[ラ下二]一か所に多く集まる。むれをなす。むらがる。「野犬が―・れる」「広場に若者が―・れる」

む・れる【蒸れる】🔗🔉

む・れる【蒸れる】 [動ラ下一]む・る[ラ下二]風通しが悪く熱気がこもる。「靴を履きっぱなしで足が―・れる」飯などに十分熱や湯気がとおって柔らかくでき上がる。「御飯が―・れる」

むろ【室】🔗🔉

むろ【室】 物を保存、または育成のために、外気を防ぐように作った部屋。氷室(ひむろ)・麹室(こうじむろ)など。山腹などに掘って作った岩屋。石室(いしむろ)僧の住居。僧房。庵室。古代、土を掘り下げ、柱を立て屋根をつけた家。室屋(むろや)古代、周囲を壁で塗り込めた部屋。寝室などに使用した。

むろ【×榁・杜松】🔗🔉

むろ【×榁・杜松】 植物ネズの古名。「うすにびの紙にて、―の枝につけ給へり」〈かげろふ・中〉◆「榁」は国字。

むろ【牟婁】🔗🔉

むろ【牟婁】 三重県の北・南牟婁郡と、和歌山県の東・西牟婁郡の地域。もと紀伊国の郡名。

む‐ろ【無漏】🔗🔉

む‐ろ【無漏】 《「漏」は煩悩(ぼんのう)の意》仏語。煩悩のないこと。また、その境地。有漏(うろ)

むろ‐あじ【室×鰺・×‐あぢ🔗🔉

むろ‐あじ【室×鰺・×‐あぢ アジ科の海水魚。全長約四〇センチ。体はやや細長く、ぜんごとよぶ硬いうろこが尾部にしかない。体側中央に赤褐色の縦帯がある。本州中部以南に産し、マアジより暖海を好む。よく似て尾びれの赤いものはオアカムロで、ともに干物にする。◆「」は国字。

大辞泉 ページ 14662