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めり‐めり🔗🔉

めり‐めり [副]かたくて強度のある物が、ゆっくりと折れたり押しつぶされたりする音や、そのさまを表す語。「壁板を―(と)はがす」

めりやす🔗🔉

めりやす 長唄の一種で、ふつう歌舞伎下座音楽として、物思い・愁嘆などの無言の演技のとき、叙情的効果を上げるために独吟または両吟で演奏するもの。もの静かな沈んだ曲調が多い。義太夫節の三味線の手で、人物の軽い対話や動作の彩りとして、短い手を繰り返し演奏するもの。◆メリヤスのように曲が劇に合わせて伸び縮みするからとも、「滅入りやすい」調子の曲だからともいう。

メリヤス【スペインmedias;ポルトガルmeias】🔗🔉

メリヤス【スペインmedias;ポルトガルmeias】 《靴下の意》編み物用機械によって編んだ布地。織物が縦・横二本の直線の糸でつくられるのに対し、メリヤスは一本の糸による編み輪のからみ合いでつくられる。◆「莫大小」「目利安」とも書く。

メリヤス‐あみ【メリヤス編み】🔗🔉

メリヤス‐あみ【メリヤス編み】 編み物の基本的な編み方で、一本の糸で一つの輪奈(わな)をつくり、次の輪奈を入れてすくい出し、これを連続させるもの。表と裏の編み目が異なり、伸縮性にすぐれる。天竺(てんじく)編み。平編み。

め‐りょう【馬料】‐レウ🔗🔉

め‐りょう【馬料】‐レウ 奈良・平安時代、五位以上の文武の在京官人に馬の飼育料として支給された銭。

め‐りょう【馬寮】‐レウ🔗🔉

め‐りょう【馬寮】‐レウ 律令制で、官馬の飼養・調習や馬具のことを扱い、また、諸国の御牧(みまき)の馬をつかさどった役所。左右に分かれ、それぞれ四等官のほか、馬医(ばい)・馬部(めぶ)・使部(しぶ)などの職員が置かれた。うまのつかさ。うまづかさ。まりょう。

メリンス【スペインmerinos】🔗🔉

メリンス【スペインmerinos】 《メリノ種の羊毛で織ったところから》薄く柔らかい毛織物。モスリン。唐縮緬(とうちりめん)

め・る【減る】🔗🔉

め・る【減る】 [動ラ四]へる。少なくなる。「地ガ―・ッタ」〈日葡〉衰える。弱る。めいる。「過言申す者は必ず奢り易く―・り易し」〈甲陽軍鑑・三〇〉

メルカトル【Gerhardus Mercator】🔗🔉

メルカトル【Gerhardus Mercator】一五一二〜一五九四]オランダの地理学者。一五三八年に世界地図、四一年に地球儀、五一年に天球儀、六九年にはメルカトル図法による世界地図を完成。近代地図学の祖とされる。

大辞泉 ページ 14770