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もっ‐かん【木簡】モク‐🔗⭐🔉
もっ‐かん【木簡】モク‐
文字などを書き記した木の札。古代中国では戦国時代から魏(ぎ)・晋(しん)まで用いられ、日本でも飛鳥時代以降紙と並んで使用された。平城京などの宮跡をはじめ全国各地で発見されており、内容は役所間の連絡文書や記録、税物につけた荷札など種々のものがある。古代史・文化史上の貴重な史料。→竹簡(ちつかん)
もっ‐かん【△没官】‐クワン🔗⭐🔉
もっ‐かん【△没官】‐クワン
犯罪者やその家族・土地・財産などを官に没収すること。律における形罰で、謀反(むへん)・大逆を犯した者の父子・家人は官戸・官奴婢とされ、資財・田宅などは没収された。ぼっかん。
もっかん‐がっき【木管楽器】モククワンガクキ🔗⭐🔉
もっかん‐がっき【木管楽器】モククワンガクキ
木製管楽器の総称。金属製でも、構造や発音原理の同類のものは含める。フルート・クラリネット・オーボエなど。
もっきつ【×勿吉】🔗⭐🔉
もっきつ【×勿吉】
靺鞨(まつかつ)の旧称。
もっ‐きゃく【△没却】🔗⭐🔉
もっ‐きゃく【△没却】
なくすこと。損失。ぼっきゃく。「親方の―あり、わが身上の滅却あり」〈浄・油地獄〉
もっ‐きょ【黙許】モク‐🔗⭐🔉
もっ‐きょ【黙許】モク‐
[名]スル知らないふりをしてそのまま許すこと。黙認。「規律違反を―する」
もっ‐きり【盛っ切り】🔗⭐🔉
もっきり‐ざけ【盛っ切り酒】🔗⭐🔉
もっきり‐ざけ【盛っ切り酒】
コップや枡(ます)に盛り切り一杯ずつ売る酒。
もっ‐きん【木琴】モク‐🔗⭐🔉
もっ‐きん【木琴】モク‐
打楽器の一。堅い木片を音階順に並べ、先に球のついた棒で打って音を出す。シロホン。
もっ‐け【物△怪・×勿△怪】🔗⭐🔉
もっ‐け【物△怪・×勿△怪】
[名・形動]
思いがけないこと。不思議なこと。また、そのさま。「彼らは―な顔をしながら」〈中勘助・鳥の物語〉
けしからぬこと。不吉なこと。また、そのさま。「この事によりて、様々の―ありければ、占はするに」〈今昔・一四・四五〉


もっ‐けい【木契】モク‐🔗⭐🔉
もっ‐けい【木契】モク‐
木で作った割り符。律令制で、三関の開閉のための命令の勘合に使われたもの。
もっけい【牧谿】モクケイ🔗⭐🔉
もっけい【牧谿】モクケイ
中国、宋末から元初の画僧。蜀(しよく)(四川省)の人。法名は法常。牧谿は号。西湖畔六通(りくつう)寺の開山と伝える。山水・道釈・花卉(かき)ほか幅広い題材の水墨画を描いた。中国ではその画法が古法に合わないため一部では批判視されたが、日本では鎌倉末期以来珍重され、室町期の水墨画に多大な影響を与えた。代表作「観音猿鶴図」。生没年未詳。
大辞泉 ページ 14872。