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あか‐え【赤絵】‐ヱ🔗🔉

あか‐え【赤絵】‐ヱ 赤色を主として彩色を施した陶磁器。また、その絵。中国では五彩という。中国の宋赤絵・金襴手(きんらんで)赤絵・万暦(ばんれき)赤絵・呉須(ごす)赤絵、日本の伊万里(いまり)赤絵・九谷赤絵の類。江戸末期、疱瘡(ほうそう)よけに用いた赤一色刷りの版画。疱瘡の子に赤いおもちゃを持たせておくと病気が軽くすむという俗信から起こった。疱瘡絵。

あか‐えい【赤×‐えひ🔗🔉

あか‐えい【赤×‐えひ エイ目アカエイ科の海水魚。全長約一メートル。体形は扁平なひし形で、背面は灰褐色。尾に有毒のとげをもつ。函館以南の沿岸の海底にすむ。卵胎生。夏季に美味。《季 夏》

あか‐えそ【赤狗魚】🔗🔉

あか‐えそ【赤狗魚】 エソ科の海水魚。全長約二五センチ。背から体側に赤色の横線がある。南日本に多い。かまぼこなどの原料。

あかえぞふうせつこう【赤蝦夷風説考】あかえぞフウセツカウ🔗🔉

あかえぞふうせつこう【赤蝦夷風説考】あかえぞフウセツカウ 江戸後期の地誌。二巻。工藤平助著。天明元〜三年(一七八一〜八三)成立。赤蝦夷はカムチャツカのこと。日本における最初のロシア研究書。上巻でロシアとの通商・蝦夷地開発を説く。下巻はロシアの地誌。

あか‐えぞまつ【赤蝦夷松】🔗🔉

あか‐えぞまつ【赤蝦夷松】 マツ科の常緑高木。樹皮は赤褐色でうろこ状に裂け、球果は紫紅色から褐色に変わる。北海道に分布し、材はパルプ用・建築材料などにする。しんこまつ。

あか‐えび【赤×蝦】🔗🔉

あか‐えび【赤×蝦】 クルマエビ科のエビ。体長約一〇センチで、赤色。むきえびなどにして食用。

あか‐えぼし【赤×帽子】🔗🔉

あか‐えぼし【赤×帽子】 赤色の烏帽子。烏帽子はふつう黒塗りであるところから、変わったものを好むことのたとえ。「亭主の好きな―」

あか‐えり【赤襟】🔗🔉

あか‐えり【赤襟】 赤い色の襟、または赤色の半襟。《赤色の半襟をかけたところから》年の若い芸妓。半玉(はんぎよく)

あか‐おおかみ【赤×狼】‐おほかみ🔗🔉

あか‐おおかみ【赤×狼】‐おほかみ ドールの別名。

あか‐おおくち【赤大口】‐おほくち🔗🔉

あか‐おおくち【赤大口】‐おほくち 赤い大口袴(おおくちばかま)。紅大口(くれないおおくち)

あか‐おどし【赤威】‐をどし🔗🔉

あか‐おどし【赤威】‐をどし(よろい)の威の一。赤色の糸または革を用いた威。

大辞泉 ページ 149