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もの‐かげ【物陰】🔗🔉

もの‐かげ【物陰】 物に隠れて見えない所。物の陰になっている部分。「―に身をひそめる」

もの‐かげ【物影】🔗🔉

もの‐かげ【物影】 物の姿。物の形。また、何かの姿。「視界の隅で―が動いた」

もの‐がしら【物頭】🔗🔉

もの‐がしら【物頭】 頭だつ役。長。かしら。「お家の掟(おきて)を知らずんば、なぜ―には伺はぬ」〈浄・反魂香〉武頭(ぶがしら)」に同じ。「よき―をまことに幾人も申しつけ」〈甲陽軍鑑・三七〉能楽で、頭にいただくかぶり物。かしら。「―を本(ほん)にして働けば、面白き便りあり」〈花伝・二〉

もの‐かず【物数】🔗🔉

もの‐かず【物数】 品物の数。品数。また、数の多いこと。特に数えたてるに値すること。物の数。「―にも入らない」言葉数。口数。「―にしていふにはあらねど」〈読・八犬伝・四〉

もの‐がた・い【物堅い】🔗🔉

もの‐がた・い【物堅い】 [形]ものがた・し[ク]物事に慎み深く律義である。実直で義理堅い。「―・い人」 [派生]ものがたさ[名]

もの‐がたら・う【物語らふ】‐がたらふ🔗🔉

もの‐がたら・う【物語らふ】‐がたらふ [動ハ四]語り合う。「かのまめ男うち―・ひて帰り来て」〈伊勢・二〉

もの‐がたり【物語】🔗🔉

もの‐がたり【物語】 [名]スルさまざまの事柄について話すこと。語り合うこと。また、その内容。「世にも恐ろしい―」特定の事柄の一部始終や古くから語り伝えられた話をすること。また、その話。「湖にまつわる―」文学形態の一。作者の見聞や想像をもとに、人物・事件について語る形式で叙述した散文の文学作品。狭義には、平安時代の「竹取物語」「宇津保物語」などの作り物語、「伊勢物語」「大和物語」などの歌物語を経て、「源氏物語」へと展開し、鎌倉時代における擬古物語に至るまでのものをいう。広義には歴史物語・説話物語・軍記物語を含む。ものがたりぶみ。歌舞伎・人形浄瑠璃の演出の一。また、その局面。時代物で、立ち役が過去の思い出や述懐を身振りを交えて語るもの。 [類語](はなし)・叙事・ストーリー・お話・作り話・虚構・フィクション・説話・口碑(こうひ)・伝え話・昔話・民話・伝説・言い伝え

ものがたり‐あわせ【物語合(わ)せ】‐あはせ🔗🔉

ものがたり‐あわせ【物語合(わ)せ】‐あはせ 物合わせの一。左右の組に分かれ、珍しい物語や新作の物語に歌などを添えて出し合い、その優劣を競う遊び。

大辞泉 ページ 14905