複数辞典一括検索+

もも‐かわ【桃皮】‐かは🔗🔉

もも‐かわ【桃皮】‐かは ヤマモモの樹皮。煎じ汁を薬用や染料にする。楊梅皮(ようばいひ)。しぶき。

ももきね【百岐年】🔗🔉

ももきね【百岐年】 〔枕〕「美濃(みの)」にかかる。語義・かかり方未詳。「―美濃の国の」〈万・三二四二〉

もも‐くさ【百草】🔗🔉

もも‐くさ【百草】 多くの草。いろいろの草。千草(ちぐさ)。「―の花のひもとく秋の野を」〈古今・秋上〉

もも‐くさ【種】🔗🔉

もも‐くさ【種】 たくさんの種類。さまざま。くさぐさ。「この花のひとよの内に―の言(こと)そ隠(こも)れるおほろかにすな」〈万・一四五六〉

もも‐くま【×隈】🔗🔉

もも‐くま【×隈】 多くの曲がりかど。「―の道は来にしをまた更に八十島(やそしま)過ぎて別れか行かむ」〈万・四三四九〉

ももげ【鳥臓・×🔗🔉

ももげ【鳥臓・× 鳥の内臓。〈日葡〉

ももこえ‐どり【百声鳥】ももこゑ‐🔗🔉

ももこえ‐どり【百声鳥】ももこゑ‐ ホトトギスの別名。

もも‐さえずり【×囀り】‐さへづり🔗🔉

もも‐さえずり【×囀り】‐さへづり 多くの鳥がいろいろな声でさえずること。「戸外では雀が―をしている」〈花袋・田舎教師〉多くの人が一度にしゃべること。また、次から次へとしゃべりまくること。「仲人が―聞(きき)ながしにして」〈一葉・経づくゑ〉

ももさか‐の‐ふね【積の船・石の船】🔗🔉

ももさか‐の‐ふね【積の船・石の船】 《「さか」は容量の単位》百石の荷物を積むことができる大きい船。「―隠り入る八占(やうら)さし母は問ふともその名は告(の)らじ」〈万・二四〇七〉

もも‐しき【百敷・×城】🔗🔉

もも‐しき【百敷・×城】 《枕詞「ももしきの」から》宮中。内裏。皇居。「―に行きかひはべらむことは」〈源・桐壺〉

ももしき‐の【百敷の・×城の】🔗🔉

ももしき‐の【百敷の・×城の】 〔枕〕多くの石や木でつくり築く意から、「大宮」にかかる。「―大宮人は舟並(な)めて」〈万・三六〉

ももしの‐の【百小竹の】🔗🔉

ももしの‐の【百小竹の】 〔枕〕多くの小竹(しの)のはえている野の意で、「三野(みの)」にかかる。「―三野の王(おほきみ)」〈万・三三二七〉

もも‐じり【桃×尻】🔗🔉

もも‐じり【桃×尻】 《桃の実の尻(実際は頭)が、とがっていてすわりの悪いところから》馬に乗るのがへたで、尻が鞍の上に安定しないこと。「―にて落ちなんは、心憂かるべし」〈徒然・一八八〉尻の落ち着かないこと。「日々に港口へ催促しつつ、―してぞ居たりける」〈読・近世説美少年録・二〉

大辞泉 ページ 14937