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もろ‐ほ【諸穂】🔗🔉

もろ‐ほ【諸穂】 穂がたくさん出そろうこと。また、その穂。一説に、両茎の穂とも。「稲の穂の―に垂(し)でよこれちほもなし」〈神楽歌・木綿垂で〉

もろ‐まい【諸舞】‐まひ🔗🔉

もろ‐まい【諸舞】‐まひ 東遊(あずまあそ)びを構成する駿河(するが)舞と求子(もとめご)舞の両方とも舞うこと。→片舞

もろ‐まゆ【×眉】🔗🔉

もろ‐まゆ【×眉】 「諸眉烏帽子(もろまゆえぼし)」の略。

もろまゆ‐えぼし【××帽子】🔗🔉

もろまゆ‐えぼし【××帽子】(たて)烏帽子。風折(かざおり)烏帽子の眉が左右両側にあるもの。

もろ‐み【諸味・×醪】🔗🔉

もろ‐み【諸味・×醪】 酒・醤油などの醸造で、原料の混合したもの。また、それを熟成させたもの。まだ粕(かす)を絞ってないものをいう。

もろみ‐みそ【諸味味×噌】🔗🔉

もろみ‐みそ【諸味味×噌】 醤油(しようゆ)のもろみを調味したり、塩漬け野菜などを刻んで漬け込んだりしたもの。醤(ひしお)味噌。

もろ‐むき【諸向き】🔗🔉

もろ‐むき【諸向き】 ウラジロの別名。どちらにも向くこと。一説に、すべてが同方向を向くこと。「武蔵野の草は―かもかくも君がまにまに我(あ)は寄りにしを」〈万・三三七七〉

もろ‐め【諸目】🔗🔉

もろ‐め【諸目】 左右の目。両眼。両目。「―にてよく見んためにて候」〈就弓馬儀大概聞書〉

もろ‐もち【諸持ち】🔗🔉

もろ‐もち【諸持ち】 複数の人で持つこと。共同ですること。「かの人々の口網も―にて」〈土佐〉

もろ‐もろ【諸・諸々】🔗🔉

もろ‐もろ【諸・諸々】 多くのもの。さまざまのもの。また、多くの人。「―の出来事」「―の事情」

もろ‐や【諸矢】🔗🔉

もろ‐や【諸矢】 (つい)になった二本の矢。初めに射る甲矢(はや)と、あとに射る乙矢(おとや)。一手(ひとて)矢。「―をたばさみて的に向かふ」〈徒然・九二〉→片矢(かたや)矢で的を、みな射当てること。「ひき連れて帰るを見れば梓弓―はいとど嬉しかりける」〈栄花・歌合〉

大辞泉 ページ 14968