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うむ🔗🔉

うむ [感]相手の言葉を肯定したり承諾したりする語。「―、それもよかろう」思い出したり気がついたりしたときに発する語。「―、そうであったか」

うむが・し🔗🔉

うむが・し [形シク]喜ばしい。めでたい。むがし。「その人の―・しき事、いそしき事を、遂にえ忘れじ」〈続紀宣命・七詔〉

うむがし・む🔗🔉

うむがし・む [動マ四]《形容詞「うむがし」の動詞化》喜ばしいと思う。うれしがる。「いそしみ―・み忘れ給はずとしてなも」〈続紀宣命・一三詔〉

うむき【海蛤・白蛤】🔗🔉

うむき【海蛤・白蛤】 ハマグリの古名。「―を膾(なます)につくりてたてまつる」〈景行紀〉

うむき‐な【淫🔗🔉

うむき‐な【淫 イカリソウの古名。〈本草和名〉

ウムラウト【ドイツUmlaut】🔗🔉

ウムラウト【ドイツUmlaut】 ドイツ語などで、母音の音色がそれに後続する音節の影響で変化すること。母音変異。また、変化したその母音。変母音。ドイツ語ではのように示す。変母音を示す綴字(ていじ)記号「:」のこと。

うめ【梅】🔗🔉

うめ【梅】 《「梅」の字音「メ」から変化したものという。平安時代以降「むめ」と表記されることが多い》バラ科の落葉高木。葉は卵形で縁に細かいぎざぎざがある。早春、葉より先に、白・淡紅・紅色などの香りの強い花を開く。実は球形で、六月ごろ黄熟し、酸味がある。未熟なものは漢方で烏梅(うばい)といい薬用に、また梅干し・梅酒などに用いる。中国の原産で、古くから庭木などにし、品種は三〇〇以上もあり、野梅(やばい)系・紅梅系・豊後(ぶんご)系などに分けられる。松や竹とともにめでたい植物とされ、花兄(かけい)・風待ち草・風見草・好文木(こうぶんぼく)・春告げ草・匂い草などの別名がある。《季 春》「二もとの―に遅速を愛すかな/蕪村」梅の実。実梅。《季 夏》(かさね)の色目の名。表は白、裏は蘇芳(すおう)。うらうめ。紋所の名。梅の花・裏梅・向こう梅など。

梅と桜🔗🔉

梅と桜 美しいもの、すばらしいものが並んでいることのたとえ。「―の婀娜(あだ)くらべ」

大辞泉 ページ 1503