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やすつな【安綱】🔗🔉

やすつな【安綱】 平安中期、伯耆(ほうき)の刀工。本名、横瀬三郎太夫。伯州刀工の祖といわれ、作品に名物「童子切」がある。生没年未詳。

やすっ‐ぽ・い【安っぽい】🔗🔉

やすっ‐ぽ・い【安っぽい】 [形]品物が劣っていていかにも値うちがないように見えるさま。「―・いブローチ」品格がない。下品である。また、問題にする価値がない。「―・いメロドラマ」「―・い同情はいらない」「―・い男」 [派生]やすっぽさ[名]

やす‐で【安手】🔗🔉

やす‐で【安手】 [名・形動]値段の安いこと。安い部類に属すること。安価。「―の商品からさばける」安っぽいこと。粗末で低級なこと。また、そのさま。「―な(の)生地」「―な(の)三文小説」

やすで【馬陸】🔗🔉

やすで【馬陸】 倍脚綱の節足動物の総称。体は細長くてムカデに似るが、一つの体節に二対の歩脚があり、体長二センチくらいのものが多い。朽ち木・落ち葉の下など湿った所にすみ、触ると渦巻き状になり臭気を放つ。キシャヤスデ・ヒラタヤスデなど。円座虫。あまびこ。ぜにむし。《季 夏》

やすとみき【康富記】🔗🔉

やすとみき【康富記】 室町中期の権大外記中原康富の日記。応永二四年(一四一七)から康正元年(一四五五)に至る記事が断続して残り、内容は公家・武家の事のほか多方面にわたる。自筆本が現存。中原康富記。康富御記。

やすな【保名】🔗🔉

やすな【保名】 歌舞伎舞踊。清元。篠田金治作詞、清沢万吉作曲。七変化舞踊「深山桜及兼樹振(みやまのはなとどかぬえだぶり)」の一。文政元年(一八一八)江戸都座初演。浄瑠璃「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)」の二段目「小袖物狂」の場、安倍保名が亡き恋人の形見の小袖を抱いて狂い歩くくだりを舞踊化したもの。保名狂乱。

やす‐ね【安値】🔗🔉

やす‐ね【安値】 値段の安いこと。安い値段。「―で取引される」高値。取引市場で、一日とか一か月といった間のうちでついた最も安い値段。高値。

大辞泉 ページ 15061