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やまと‐ぐさ【大和草】🔗🔉

やまと‐ぐさ【大和草】 ヤマトグサ科の多年草。山地の樹下に生え、高さ約一五センチ。葉は卵円形で、対生する。四、五月ごろ、茎の上部の葉の付け根に、淡緑色の雄花と雌花とをつける。雄花の花びらは三枚あって反り返り、雄しべは長くて下垂する。本州の関東地方以西と九州に分布。ヤマトグサ科は三種だけからなり、地中海沿岸・中国にも分布。

やまと‐ぐら【大×鞍・××鞍】🔗🔉

やまと‐ぐら【大×鞍・××鞍】 騎乗用の馬具の一。唐鞍(からくら)の皆具(かいぐ)に対して、和様の鞍の皆具をいう。中心となる鞍橋(くらぼね)は、前輪と後輪(しずわ)の内側にそれぞれ切り込みを設けて居木先(いぎさき)をはめこみ、鐙(あぶみ)の袋には舌をつけて用いる。下鞍(したぐら)を二枚重ねにして、装束の汚れをふせぐ障泥(あおり)を加え、糸尻繋(いとしりがい)には総(ふさ)などをつけて装備し、布手綱(ぬのたづな)に差し縄を合わせて使用するのを特色とする。→唐鞍

やまと‐ごえ【×音・音】‐ごゑ🔗🔉

やまと‐ごえ【×音・音】‐ごゑ 呉音。漢音を「からごえ」というのに対していう。わおん。

やまとこおりやま【大和郡山】やまとこほりやま🔗🔉

やまとこおりやま【大和郡山】やまとこほりやま 奈良県北西部の市。江戸時代は柳沢氏の城下町。電子・食品などの工業や江戸時代以来の金魚の養殖が盛ん。人口九・五万。

やまと‐ごころ【大和心】🔗🔉

やまと‐ごころ【大和心】 大和魂(やまとだましい)」に同じ。→漢心(からごころ)日本人らしい自然ですなおな心。「敷島の―を人問はば朝日ににほふ山桜花」〈石上稿〉

大辞泉 ページ 15146