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指汚(きたな)しとて切られもせず🔗🔉

指汚(きたな)しとて切られもせず 指が汚いからといって、切るわけにはいかない。肉親の者はどんな悪人でも、簡単に捨てられないというたとえ。

指を折・る🔗🔉

指を折・る 指を一本ずつ曲げて数え上げる。多くの中で、特に指を折り曲げて数え上げるほどすぐれている。「建築家としては一番に―・る大家」

指を切・る🔗🔉

指を切・る 遊女などが、客への心中立てのために小指を切断する。「―・りて男に報ずるは、傾城の心中の奥儀とす」〈色道大鏡・六〉

指を唇に当・てる🔗🔉

指を唇に当・てる 人差し指を唇に縦に当てる。話をするな、静かにしろ、の意を示すしぐさ。

指を屈・する🔗🔉

指を屈・する指を折る」に同じ。

指をくわ・える🔗🔉

指をくわ・える うらやましがりながら、手を出せずいる。「仲間の成功を―・えて見ている」きまり悪そうにする。恥ずかしそうにする。「―・へて這(は)ひ出づる」〈浄・寿の門松〉

指を差・す🔗🔉

指を差・す 指でそれと指し示す。指示する。ひそかにそしりあざける。後ろ指を差す。「世間に―・される」指で触れる。手を出す。「他人には―・させるもいやだ」〈人・辰巳園・三〉

指を染・める🔗🔉

指を染・める 《「春秋左伝」宣公四年から》食物を指先につけてなめる。転じて、物事に手をつける。やりはじめる。「俳句に―・める」

指を詰(つ)・める🔗🔉

指を詰(つ)・める やくざなどが、わびや引責のために、手の指を切断する。

ゆび‐あそび【指遊び】🔗🔉

ゆび‐あそび【指遊び】 小児の遊戯の一。指の名を挙げたり、指で数をかぞえたりする遊び。

ゆび‐おり【指折り】‐をり🔗🔉

ゆび‐おり【指折り】‐をり 指を一本ずつ折って数えること。多くの中で、指を折って数え上げるほどに、すぐれていること。屈指。「県内で―の資産家」

指折り数・える🔗🔉

指折り数・える 指を折り曲げて一つ一つ数える。特に、あと何日かと一日一日を数える。「―・えて挙式を待つ」

ゆび‐がね【指金】🔗🔉

ゆび‐がね【指金】 金属製のゆびぬき。指輪」に同じ。「あこやの珠(たま)は…また―にもつくる」〈遠碧軒記〉指を細くするためにはめる金属製の輪。「手に―をささせ、足には革踏(たび)はかせながら寝させて」〈浮・一代男・三〉

大辞泉 ページ 15327