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世下(くだ)・る🔗🔉

世下(くだ)・る 後世になる。「―・りて後、唐土(もろこし)にも日の本にも」〈増鏡・新島守〉末世(まつせ)になる。「今は―・りて、他の一寸のゆがみはとがめて、おのれが一尺のひがみは見えず」〈父の終焉日記〉

世と推(お)し移る🔗🔉

世と推(お)し移る 《「楚辞」漁父から》時勢に逆らわずに進む。物事にこだわらない生き方をいう。

世と共(とも)🔗🔉

世と共(とも) 常日ごろ。明けても暮れても、いつも。始終。「―に、恋ひわたる人の形見にも」〈源・手習〉

世に合・う🔗🔉

世に合・う 時勢にうまく乗って栄える。世に用いられる。時めく。「―・わない不遇な一生」

世に在・り🔗🔉

世に在・り この世に生きている。生存している。また、この世に生き長らえる。「―・るまじき心地のしければ」〈竹取〉世間に認められる。「―・る僧どもの」〈宇治拾遺・一五〉

世に入れられる🔗🔉

世に入れられる 世の人々から受け入れられる。世間から認められる。「新学説が―られる」

世に聞こ・える🔗🔉

世に聞こ・える 世間の評判になる。「―・えた作家」

世に従・う🔗🔉

世に従・う 世間の大勢・風潮・習わしに従う。「―・はん人は、先づ機嫌を知るべし」〈徒然・一五五〉

大辞泉 ページ 15355