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ウラン【ドイツUran】🔗⭐🔉
ウラン【ドイツUran】
アクチノイドに属する天然放射性元素の一。単体は銀白色の金属。閃(せん)ウラン鉱(ピッチブレンド)やカルノー石などに含まれる。天然に存在するウランの同位体は三種あり、質量数二三八が九九・二七六パーセント、二三五が〇・七二〇パーセント、二三四が〇・〇〇五七パーセント。ウラン二三五は熱中性子を衝突させると核分裂を起こし、臨界量以上あると連鎖反応によって核爆発を起こすため、原子炉燃料・核兵器原料となる。一七八九年、ドイツのクラプロートが発見し、一七八一年発見の天王星(Uranus)にちなみ命名。元素記号U 原子番号九二。原子量二三八・〇。ウラニウム。
うらん‐かな【売らん×哉】🔗⭐🔉
うらん‐かな【売らん×哉】
〔連語〕《動詞「う(売)る」の未然形+推量の助動詞「ん」の連体形+終助詞「かな」》何がなんでも商品を売りさえすればよいという考え方、態度。「―の姿勢が見え見えだ」
ウラン‐けいれつ【ウラン系列】🔗⭐🔉
ウラン‐けいれつ【ウラン系列】
ウラン二三八からラジウム二二六を経て鉛二〇六に至る天然放射性核種の崩壊系列。質量数がすべて4n+2(nは整数)で表される。ウラン‐ラジウム系列。
ウラン‐のうしゅく【ウラン濃縮】🔗⭐🔉
ウラン‐のうしゅく【ウラン濃縮】
天然ウラン中のウラン二三五の割合を人工的に大きくし、核分裂しやすい濃縮ウランを作ること。方法には、ガス拡散法・ガス遠心分離法などがある。
ウラン‐バートル【Ulan Bator】🔗⭐🔉
ウラン‐バートル【Ulan Bator】
《モンゴル語で赤い英雄の意》モンゴル国の首都。同国のほぼ中央部にあり、交通・文化の中心地。一七世紀にラマ教の活仏の住地として建設。近年、工業も行われる。漢名、庫倫クーロン。旧称ウルガ。人口、行政区五二万(一九八七)。
大辞泉 ページ 1539。