複数辞典一括検索+

よう‐す【様子】ヤウ‐・【容子】ヨウ‐🔗🔉

よう‐す【様子】ヤウ‐・【容子】ヨウ‐ 《「す(子)」は唐音》外から見てわかる物事のありさま。状況。状態。「当時の―を知る人」「室内の―をうかがう」身なり。なりふり。「―のいい人」態度。そぶり。「悲しそうな―をする」「手持ち無沙汰な―でいる」物事の起きそうなけはい。兆候。「帰る―もない」しさい。わけ。事情。「何か―がありそうだ」「―ありげな顔つき」もったいぶること。思わせぶり。「どうも見て居られぬ程に―を売る男で有ッた」〈二葉亭訳・あひゞき〉 [用法]様子・ありさま――「町の様子(ありさま)は変わってしまった」「被災地の悲惨な様子(ありさま)」など、状況の意では相通じて用いられる。◇「様子」の方が一般的に用いられ、意味の範囲も広い。「病人の様子がおかしい」「何か隠している様子だ」「交渉はまとまりそうな様子だ」など、外見だけでなく、そこから受ける印象も「様子」には含まれる。この用法は「ありさま」にはない。◇「ありさま」は外から見える状況の意が中心になる。「ちょっと目を離すと、このありさまだ」のように、結果として生じた状況を表す用法は「様子」にはない。

よう・す【用す】🔗🔉

よう・す【用す】 [動サ変]《「ようず」とも》用いる。「願ひにしたがひてこれを取り―・す」〈今昔・二・八〉

よう‐ず【要図】エウヅ🔗🔉

よう‐ず【要図】エウヅ 必要な部分だけをかいた図面。

よう・ず【×瑩ず】ヤウず🔗🔉

よう・ず【×瑩ず】ヤウず [動サ変]貝でみがいて光沢を出す。「いみじう―・じたる白き衣(きぬ)」〈枕・九〇〉

よう・ず【養ず】ヤウず🔗🔉

よう・ず【養ず】ヤウず [動サ変]やしなう。養育する。「こころやすき乳母をつけてぞ―・じける」〈曾我・一〉

よう‐すい【用水】🔗🔉

よう‐すい【用水】 飲料・灌漑(かんがい)・工業・消火などに使用する水。また、その水を引いたりたくわえたりするための池・水路など。「農業―」水を使うこと。「―便所」

よう‐すい【羊水】ヤウ‐🔗🔉

よう‐すい【羊水】ヤウ‐ 妊娠時に、羊膜内を満たしている液。羊膜上皮から分泌され、胎児を保護し、分娩(ぶんべん)を容易にする。胎水。羊膜液。

大辞泉 ページ 15395