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よこ‐あな【横穴】🔗🔉

よこ‐あな【横穴】 山腹や崖などに横に掘った穴。古墳時代の墓の一種。墳丘を築く代わりに軟らかい土の丘陵の斜面や崖面に横に穴を掘って墓室としたもので、ふつう数多く群在する。五世紀に九州に出現し、六世紀には各地にみられる。埼玉県の吉見の百穴はその一例。横穴墓。横穴古墳。

よこあなしき‐せきしつ【横穴式石室】🔗🔉

よこあなしき‐せきしつ【横穴式石室】 横方向に開口する石積みの墓室。日本では古墳時代後半を代表する墓室。石室とそれに連絡する通路とからなり、石積みの壁と天井石でつくる。→竪穴式石室

よこ‐あめ【横雨】🔗🔉

よこ‐あめ【横雨】 風のために横なぐりに降る雨。

よこ‐あるき【横歩き】🔗🔉

よこ‐あるき【横歩き】 横向きに歩くこと。

よこい【横井】よこゐ🔗🔉

よこい【横井】よこゐ 姓氏の一。

よこ‐いじ【横意地】‐イヂ🔗🔉

よこ‐いじ【横意地】‐イヂ ことさらに曲がった言い分を押し通そうとする心。片意地。「―を張る」

よこい‐しょうなん【横井小楠】よこゐセウナン🔗🔉

よこい‐しょうなん【横井小楠】よこゐセウナン一八〇九〜一八六九]江戸末期の思想家・政治家。熊本藩士。通称、平四郎。藩政改革に努めたが失敗し、松平慶永に招かれて福井藩の藩政を指導。富国強兵を説き、また、幕府の公武合体運動に活躍。明治維新後、暗殺された。著「国是三論」など。

よこ‐いた【横板】🔗🔉

よこ‐いた【横板】 木目を横にして用いる板。能舞台で、本舞台と鏡板との間の部分。床板が横に張ってあるところからいう。後座(あとざ)

横板に雨垂れ🔗🔉

横板に雨垂れ 詰まりながらしゃべることのたとえ。立て板に水。

よこ‐いと【横糸・緯・緯糸】🔗🔉

よこ‐いと【横糸・緯・緯糸】 織物の横方向に通っている糸。縦糸に直角に織り込まれる。ぬきいと。ぬき。縦糸。

よこい‐やゆう【横井也有】よこゐヤイウ🔗🔉

よこい‐やゆう【横井也有】よこゐヤイウ一七〇二〜一七八三]江戸中期の俳人。尾張の人。名は時般(ときつら)。別号、野有・素分・知雨亭など。尾張藩の重臣で、武芸・詩歌・絵画・音曲などにもすぐれ、多芸多能で知られた。俳文集「鶉衣(うずらごろも)」は有名。

よ‐こう【予行】‐カウ🔗🔉

よ‐こう【予行】‐カウ 練習のために前もって行うこと。「卒業式の―」

大辞泉 ページ 15441