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よ‐ごもり【夜×籠もり】🔗⭐🔉
よ‐ごもり【夜×籠もり】
一晩中こもって神仏に祈ること。
夜が深いこと。深夜。「木の暗(くれ)の四月(うづき)し立てば―に鳴くほととぎす」〈万・四一六六〉


よ‐ごも・る【世×籠もる】🔗⭐🔉
よ‐ごも・る【世×籠もる】
[動ラ四]
年が若く、将来性に富む。「少し―・りたる程にて、深山隠れには心苦しく見え給ふ人の御上を」〈源・総角〉
まだ世間を知らないでいる。「いまだ―・りておはしける時」〈大鏡・陽成〉


よ‐ごも・る【夜×籠もる】🔗⭐🔉
よ‐ごも・る【夜×籠もる】
[動ラ四]夜が更けている。まだ夜が明けていない。「しののめにあしたの原を越え来ればまだ―・れる心地こそすれ」〈重之集〉
よこ‐や【横矢】🔗⭐🔉
よこ‐や【横矢】
城の出し塀の側面に設けた矢狭間(やざま)。横矢狭間。
敵の側面から矢を射ること。また、その矢。「―に射白まされ」〈太平記・一七〉


よこや‐そうみん【横谷宗
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よこや‐そうみん【横谷宗
】
[一六七〇〜一七三三]江戸中期の装剣金工家。江戸の人。晩年、遯庵(とんあん)と号す。後藤家の下職から出発して町彫りを創始。片切り彫りの彫法を大成し、絵画風の自由な意匠を表現した。

よこ‐やま【横山】🔗⭐🔉
よこ‐やま【横山】
起伏が少なく横に連なっている山。「赤駒を山野にはかし捕りかにて多摩の―徒歩(かし)ゆか遣(や)らむ」〈万・四四一七〉
よこやま【横山】🔗⭐🔉
よこやま【横山】
姓氏の一。
よこやま‐げんのすけ【横山源之助】🔗⭐🔉
よこやま‐げんのすけ【横山源之助】
[一八七一〜一九一五]社会問題研究家。富山の生まれ。横浜毎日新聞の記者となり、都市下層社会や労働者の実態を調査し、「日本之下層社会」を著した。他に「内地雑居後之日本」など。
よこやま‐しんとう【横山神道】‐シンタウ🔗⭐🔉
よこやま‐しんとう【横山神道】‐シンタウ
神道の一流派。江戸時代、神道学者横山当栄(当永)が唱道。
よこやま‐ずみ【横山炭】🔗⭐🔉
よこやま‐ずみ【横山炭】
白炭(しろずみ)の一種。大阪府南西部の横山地方から産する枝炭。《季 冬》
よこやま‐たいかん【横山大観】‐タイクワン🔗⭐🔉
よこやま‐たいかん【横山大観】‐タイクワン
[一八六八〜一九五八]日本画家。茨城の生まれ。本名、秀麿。岡倉天心・橋本雅邦に師事し、日本美術院の創立に参加。天心没後は再興日本美術院を主宰。朦朧体(もうろうたい)とよばれる画風を試みるなど、日本画の近代化に大きな足跡を残した。また、水墨画でも新境地を開拓。文化勲章受章。
大辞泉 ページ 15454。