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うれえ【憂え・愁え・患え】うれへ🔗🔉

うれえ【憂え・愁え・患え】うれへ うれい」に同じ。「子を思う母の―」うれい」に同じ。「―を忘れる」嘆き悲しんで訴え出ること。愁訴(しゆうそ)。嘆願。「かの―をしたる匠(たくみ)をば、かぐや姫呼び据ゑて」〈竹取〉喪に服すること。喪。「まことの病及びておやの―に非ず」〈天武紀〉

憂えを掃(はら)う玉帚(たまははき)🔗🔉

憂えを掃(はら)う玉帚(たまははき) 《蘇軾「洞庭春色詩」から》飲むと嫌な事が忘れられることから、酒の美称。

うれえ‐がお【憂え顔・愁え顔】うれへがほ🔗🔉

うれえ‐がお【憂え顔・愁え顔】うれへがほうれいがお」に同じ。

うれえ‐ぶみ【愁へ文】うれへ‐🔗🔉

うれえ‐ぶみ【愁へ文】うれへ‐ 愁訴や誓願のために朝廷などに出す文書。訴状。嘆願書。「人の申し文、―などありけるをとり集めて」〈栄花・衣の珠〉

うれ・える【憂える・愁える・患える】うれへる🔗🔉

うれ・える【憂える・愁える・患える】うれへる [動ア下一]うれ・ふ[ハ下二]よくないことになるのではないかと心配する。心を痛める。また、嘆き悲しむ。「日本の将来を―・える」心の苦しみを人に訴える。自分の嘆きを人に告げる。「春秋の暮らしがたさなども、誰にかは―・へ給はむと」〈源・蓬生〉病に苦しむ。患う。「この人、昔は身の病を―・へき」〈今昔・七・二五〉

うれ‐くち【売れ口】🔗🔉

うれ‐くち【売れ口】 売れて行く先。販路。また、転じて嫁入り先や就職先。売れ先。「―が決まる」

うれ‐さき【売れ先】🔗🔉

うれ‐さき【売れ先】売れ口」に同じ。「―を探す」

うれし・い【×嬉しい】🔗🔉

うれし・い【×嬉しい】 [形]うれ・し[シク]物事が自分の望みどおりになって満足であり、喜ばしい。自分にとってよいことが起き、愉快で、楽しい。「努力が報われてとても―・い」「―・いことに明日は晴れるらしい」悲しい。相手から受けた行為に感謝しているさま。ありがたい。かたじけない。「あなたの心遣いが―・い」(俗な言い方で)かわいい。にくめない。「何と―・い男じゃないか」 [派生]うれしがる[動ラ五]うれしげ[形動]うれしさ[名] [類語]喜ばしい・欣快(きんかい)・愉快 (うれしそうなさま)嬉嬉(きき)・欣欣(きんきん)・欣然(きんぜん)・満悦・御機嫌

大辞泉 ページ 1560