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埒も無・い🔗🔉

埒も無・い 《「らっし(次)もない」の音変化ともいう》とりとめがない。たわいもない。「―・い話」「―・く笑いころげる」きまりがつかない。順序だっていない。めちゃくちゃである。「家の経済などは―・いことだったに相違ない」〈露伴・連環記〉

埒を明・ける🔗🔉

埒を明・ける 物事にきまりをつける。かたをつける。「いちかばちかの―・けるために」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉

埒を付・ける🔗🔉

埒を付・ける埒を明ける」に同じ。

ら‐ち【×拉致】🔗🔉

ら‐ち【×拉致】 [名]スルむりやりに連れていくこと。らっち。「何者かに―される」

らち‐あけ【×埒明け】🔗🔉

らち‐あけ【×埒明け】 物わかりがよくて、何事にも手際がよいこと。また、その人。「ことさら理に暗からねば諸事に―にして」〈浮・武家義理・一〉

ラチェット【ratchet】🔗🔉

ラチェット【ratchet】 爪車(つめぐるま)

らち‐がい【×埒外】‐グワイ🔗🔉

らち‐がい【×埒外】‐グワイ ある物事の範囲の外。「関心の―にある」「優勝候補の―にしりぞく」埒内。

ラチチュード【latitude】🔗🔉

ラチチュード【latitude】 フィルムや印画紙の適正露光より少々の過不足があっても、補正して画像を得ることのできる露光許容範囲。

らち‐ない【×埒内】🔗🔉

らち‐ない【×埒内】 ある物事の範囲内。「職権の―」埒外。

らっ‐か【落下】ラク‐🔗🔉

らっ‐か【落下】ラク‐ [名]スル高い所から落ちること。「看板が道路に―した」

らっ‐か【落花】ラククワ🔗🔉

らっ‐か【落花】ラククワ 花が散り落ちること。また、散って落ちた花。特に、桜の花にいう。《季 春》「濡縁にいづくとも無き―かな/虚子」

落花枝に返らず破鏡(はきよう)再び照らさず🔗🔉

落花枝に返らず破鏡(はきよう)再び照らさず 散り落ちた花は元の枝に戻らず、壊れた鏡は元のように物を映しはしない。死んだ人は二度とこの世にかえってこないこと、また、いったん破れた男女の仲は再び元どおりにはならないことなどのたとえ。

落花心(こころ)あり🔗🔉

落花心(こころ)あり 散りゆく無情の花びらにも流水に従う気持ちがあること。

落花情(じよう)あれども流水(りゆうすい)意(い)無し🔗🔉

落花情(じよう)あれども流水(りゆうすい)意(い)無し 散る花は流水を慕うが、川の水はそ知らぬ顔で流れてゆく。一方に情があっても相手に通じないことのたとえ。

大辞泉 ページ 15607