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わか・す【×湧かす・×涌かす】🔗🔉

わか・す【×湧かす・×涌かす】 [動サ五(四)]涙や汗を出す。「額から油汗をじりじり―・した」〈漱石・行人〉心ならずも、虫などを発生させる。わかせる。「うじを―・す」

わが‐せ【我が背・我が夫】🔗🔉

わが‐せ【我が背・我が夫】 女性が自分の夫・恋人・兄弟などを親しんでよぶ語。わがせこ。わがせな。「馬買へ―」〈万・三三一四〉

わが‐せこ【我が背子】🔗🔉

わが‐せこ【我が背子】我が背」に同じ。「―は仮廬(かりいほ)作らす草(かや)なくは小松が下の草を刈らさね」〈万・一一〉

わがせこ‐を【我が背子を】🔗🔉

わがせこ‐を【我が背子を】 〔枕〕我が夫を我が待つの意から、「我が待つ」と同音を含む地名「あが松原」にかかる。一説に「我が背子を我が」までを、松を導く序詞とする。「―我(あ)が松原よ見渡せば」〈万・三八九〇〉

わか・せる【沸かせる】🔗🔉

わか・せる【沸かせる】 [動サ下一]わくようにする。熱狂させる。わかす。「バンドの熱演がファンを―・せる」

わか‐ぞう【若造・若蔵】‐ザウ・【若僧】‐ゾウ🔗🔉

わか‐ぞう【若造・若蔵】‐ザウ・【若僧】‐ゾウ 若者や未熟者をあざけっていう語。「―に何ができる」

わか‐だいしょう【若大将】‐ダイシヤウ🔗🔉

わか‐だいしょう【若大将】‐ダイシヤウ 年若い一軍の大将。当主のあとつぎ。若主人。

わか‐たか【若×鷹】🔗🔉

わか‐たか【若×鷹】 生後一年のタカ。

わか‐たけ【若竹】🔗🔉

わか‐たけ【若竹】 その年に生えた竹。今年竹(ことしだけ)。《季 夏》「―や夕日の嵯峨となりにけり/蕪村」

わかたけ‐じる【若竹汁】🔗🔉

わかたけ‐じる【若竹汁】 春の新ワカメとタケノコのすまし汁。木の芽を添える。

わかたけ‐に【若竹煮】🔗🔉

わかたけ‐に【若竹煮】 春の新ワカメとタケノコを炊き合わせた煮物。

わが‐たたみ【我が畳】🔗🔉

わが‐たたみ【我が畳】 〔枕〕幾重も重ねて敷く意から、地名「三重(みへ)」にかかる。「―三重の川原の磯の裏に」〈万・一七三五〉

大辞泉 ページ 16094