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えぞ‐しか【蝦×鹿】🔗🔉

えぞ‐しか【蝦×鹿】 シカの一種。北海道の森林や原野に生息し、やや大形で、体高約一メートル。ニホンジカの亜種とされることもある。

えぞ‐しろちょう【蝦夷白×蝶】‐しろテフ🔗🔉

えぞ‐しろちょう【蝦夷白×蝶】‐しろテフ シロチョウ科の一種。翅(はね)は白色で、黒いすじがある。日本では北海道に分布。

えぞ‐すみれ【蝦×菫】🔗🔉

えぞ‐すみれ【蝦×菫】 エイザンスミレの別名。

えぞ‐ぜみ【蝦×蝉】🔗🔉

えぞ‐ぜみ【蝦×蝉】 セミの一種。体長は翅(はね)の先まで約六・五センチ。体は黒色の地に黄緑色と赤褐色の斑紋があり、翅は透明。本州以南では山地のアカマツの林などにすむが、北海道などでは平地にもみられ、夏、ギャーギャーと高い声で鳴く。

えぞ‐せんにゅう【蝦夷潜入】‐センニフ🔗🔉

えぞ‐せんにゅう【蝦夷潜入】‐センニフ ヒタキ科ウグイス亜科の鳥。全長一八センチくらいで背面は赤褐色。鳴き声はホトトギスに似る。北海道では夏鳥として繁殖、本州・四国では旅鳥。えぞほととぎす。

えぞ‐だいかん【蝦夷代官】‐ダイクワン🔗🔉

えぞ‐だいかん【蝦夷代官】‐ダイクワン 蝦夷管領(えぞかんれい)

えぞ‐ち【蝦夷地】🔗🔉

えぞ‐ち【蝦夷地】 明治以前の北海道・千島・樺太(からふと)の総称。また、特に北海道のこと。

えぞ‐にしき【蝦×錦】🔗🔉

えぞ‐にしき【蝦×錦】 《蝦夷地を経て伝えられたところから》中国産の錦。赤地・紺地または緑地に金糸・銀糸などで、雲竜(うんりよう)の文様を織り出したもの。今は京都の西陣でも作り、袈裟(けさ)地、装飾用に使う。えぞでにしき。

えぞ‐ぶぎょう【蝦夷奉行】‐ブギヤウ🔗🔉

えぞ‐ぶぎょう【蝦夷奉行】‐ブギヤウ 江戸幕府の遠国(おんごく)奉行の一。蝦夷地の行政を管掌。享和二年(一八〇二)に設置、まもなく箱館奉行となり、文化四年(一八〇七)松前奉行と改称。蝦夷地奉行。

えぞ‐ふじ【蝦夷富士】🔗🔉

えぞ‐ふじ【蝦夷富士】 羊蹄山(ようていざん)の別名。

えぞ‐ぼん【蝦夷盆】🔗🔉

えぞ‐ぼん【蝦夷盆】 アイヌによる手作りの盆。トドマツ・ブナなどの材に、小刀で巧みに彫刻する。

えぞ‐まつ【蝦夷松】🔗🔉

えぞ‐まつ【蝦夷松】 マツ科の常緑高木。北海道以北の山野に自生し、高さは四〇メートルになる。枝はすべすべし、小さい線形の葉を密生。葉は表面が白みを帯びる。五、六月ごろ、黄色の花粉をもつ雄花と紫色の雌花とがつく。球果は黄褐色。材は樹脂が少なく、製紙・人絹パルプ・建築材などに用いる。くろえぞまつ。

大辞泉 ページ 1688