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衣紋を繕(つくろ)・う🔗⭐🔉
衣紋を繕(つくろ)・う
衣服・装束に乱れがないよう心を配る。また、衣服の着崩れを整える。「須賀は―・って、…すたすたと歩き出した」〈円地・女坂〉
え‐もん【△衛門】ヱ‐🔗⭐🔉
え‐もん【△衛門】ヱ‐
「衛門府」の略。
「右衛門府(うえもんふ)」の略。


えもん‐かがみ【△衣紋鏡】🔗⭐🔉
えもん‐かがみ【△衣紋鏡】
服装を整えるために用いる鏡。姿見(すがたみ)。
えもん‐かけ【△衣紋掛(け)】🔗⭐🔉
えもん‐かけ【△衣紋掛(け)】
短い棒の中央にひもをつけ、衣服の肩・袖を通してつるしておくもの。
衣桁(いこう)。


えもん‐かた【△衣紋方】🔗⭐🔉
えもん‐かた【△衣紋方】
公家・武家で、故実に従った装束の着用指導に当たる役。
えもん‐け【△衣紋家】🔗⭐🔉
えもん‐け【△衣紋家】
公家や武家の装束の着装法などをつかさどった家。山科(やましな)家・高倉家など。
えもん‐ざお【△衣紋×竿】‐ざを🔗⭐🔉
えもん‐ざお【△衣紋×竿】‐ざを
衣服をかけるさお。《季 夏》
えもん‐ざか【衣紋坂】🔗⭐🔉
えもん‐ざか【衣紋坂】
江戸新吉原の日本堤から大門(おおもん)までの間にあった坂。遊客がここで衣服をつくろったところからこの名がある。
えもん‐だけ【△衣紋竹】🔗⭐🔉
えもん‐だけ【△衣紋竹】
竹製の衣紋掛け。《季 夏》「抜衣紋して衣(きぬ)かかる―/虚子」
えもん‐つき【△衣紋付き】🔗⭐🔉
えもん‐つき【△衣紋付き】
衣服の着方。着こなし。衣装つき。「背向きに頸(うなじ)を捻じて、―を映した時」〈鏡花・婦系図〉
えもん‐ながし【△衣紋流し】🔗⭐🔉
えもん‐ながし【△衣紋流し】
蹴鞠(けまり)の余興の一。立ちながらからだをかがめて、一方の腕にのせた鞠を転がして後ろ襟から他方の腕に渡らせるもの。
えもん‐の‐じん【△衛門の陣】ヱモン‐ヂン🔗⭐🔉
えもん‐の‐じん【△衛門の陣】ヱモン‐ヂン
衛門府の官人の控え所。左衛門の陣は建春門に、右衛門の陣は宜秋門(ぎしゆうもん)の内にあった。
えもん‐ふ【△衛門府】ヱモン‐🔗⭐🔉
えもん‐ふ【△衛門府】ヱモン‐
律令制の官司の一。宮城諸門の警備、部署の巡検、行幸の先駆けなどにあたった。大同三年(八〇八)左右衛士府(えじふ)に併合、弘仁二年(八一一)左右衛門府となった。職員は、多く検非違使(けびいし)を兼任した。靫負司(ゆげいのつかさ)。
大辞泉 ページ 1753。