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あか‐やまあり【赤山×蟻】🔗🔉

あか‐やまあり【赤山×蟻】 アリの一種。山地に普通にみられ、体は赤っぽい。乾いた草原などに針葉樹の葉を集め、蟻塚を作る。

あか‐ゆき【赤雪】🔗🔉

あか‐ゆき【赤雪】 極地や高山の氷河・残雪の表面に、微小な藻類が多量に繁殖して赤色になったもの。また、火山の噴煙や、春先に中国大陸からの黄砂に混じって降る雪。紅雪(こうせつ)。せきせつ。

あか‐ら【赤ら】🔗🔉

あか‐ら【赤ら】 [名]《飲めば顔が赤くなるところから》酒。あか。「―呑(の)め」〈浮・二十不孝・五〉他の語の上に付いて複合語をつくる。赤みを帯びているさまを表す。「―顔」《上代語》つやつやと赤みを帯びて、美しいさまを表す。「―おとめ」「―たちばな」[形動ナリ]赤みを帯びて美しいさま。「脣口は―に好きこと頗黎(はり)の色の如し」〈金光明最勝王経平安初期点〉

あから‐おとめ【赤ら少女】‐をとめ🔗🔉

あから‐おとめ【赤ら少女】‐をとめ ばら色の肌をした美しい少女。「―を誘(いざ)ささば良らしな」〈記・中・歌謡〉

あから‐おぶね【赤ら小舟】‐をぶね🔗🔉

あから‐おぶね【赤ら小舟】‐をぶね 赤く塗った舟。「沖行くや―につと遣(や)らばけだし人見て開き見むかも」〈万・三八六八〉

あか‐らか【赤らか】🔗🔉

あか‐らか【赤らか】 [形動ナリ]赤みを帯びたさま。赤く照り輝くさま。「紅といふものいと―にかいつけて、髪けづりつくろひ給へる」〈源・常夏〉

あから‐がお【赤ら顔・×赭ら顔】‐がほ🔗🔉

あから‐がお【赤ら顔・×赭ら顔】‐がほ 赤みを帯びた顔。日焼け・酒焼けなどで赤らんだ顔、また血色のいい顔などにいう。

あから‐がしわ【赤ら×柏】‐がしは🔗🔉

あから‐がしわ【赤ら×柏】‐がしは 葉が赤みを帯びた柏。供物を盛る具。《供物をに盛るところから》京都の北野天満宮の一一月一日の祭り。六月には青柏祭がある。

あか‐らく【赤楽】🔗🔉

あか‐らく【赤楽】 楽焼(らくや)きの一。素地に酸化鉄の粘土を塗って赤色をつけ、透明の釉(うわぐすり)をかけて焼いたもの。古くは、赤土に白釉(はくゆう)をかけて焼いた。

あから‐け・し【赤らけし】🔗🔉

あから‐け・し【赤らけし】 [形ク]赤みを帯びているさま。◆「あからけみ」の用例しかみられない。

あからけ‐み【赤らけみ】🔗🔉

あからけ‐み【赤らけみ】 《形容詞「赤らけし」の語幹に「み」の付いたもの》赤みを帯びているので。「初土(はつに)は膚(はだ)―」〈記・中・歌謡〉

大辞泉 ページ 176