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おいなり‐さん【御稲荷さん】🔗🔉

おいなり‐さん【御稲荷さん】 稲荷神、また、稲荷神社を敬い親しんで呼ぶ語。「小さい―のある近所に」〈鴎外・雁〉稲荷鮨(ずし)を丁寧にいう語。

おい‐な・る【生ひ成る】おひ‐🔗🔉

おい‐な・る【生ひ成る】おひ‐ [動ラ四]成長する。育つ。成人する。「いと美しう―・りにけり」〈更級〉

おい‐なわ【負(い)縄】おひなは🔗🔉

おい‐なわ【負(い)縄】おひなは 物をしばり背負うのに使う縄。

おい‐なわ【追(い)縄】おひなは🔗🔉

おい‐なわ【追(い)縄】おひなは 放し飼いの馬を捕らえるのに使う縄。

おいにっき【笈日記】おひニツキ🔗🔉

おいにっき【笈日記】おひニツキ 江戸中期の俳書。三冊。各務支考(かがみしこう)編。元禄八年(一六九五)成立。東海・近畿の蕉門の発句七〇〇余句などを収めるが、特に芭蕉終焉(しゆうえん)の記事に詳しい。

おい‐ぬ・く【追(い)抜く】おひ‐🔗🔉

おい‐ぬ・く【追(い)抜く】おひ‐ [動カ五(四)]先に出たものに追いつき、さらにその先に出る。追い越す。「最後の一〇〇メートルで―・く」劣っていたものが目標とする相手に追いついて、さらにまさる。「先進国の生産高を―・く」

おいぬ‐こども【御犬子供】🔗🔉

おいぬ‐こども【御犬子供】 江戸城の大奥に仕え、雑用をしていた少女。おいぬ。

おい‐の🔗🔉

おい‐の [感]応答するときの語。多く女性が用いる。はい。おいのう。「『いやあお千世か』『―』」〈浄・宵庚申〉

おい‐の‐いってつ【老いの一徹】🔗🔉

おい‐の‐いってつ【老いの一徹】 老人が、自分の決めたことをどこまでも押し通して、他人の意見を聞こうとしないこと。「―に手を焼く」

おい‐の‐いりまい【老いの入舞】‐いりまひ🔗🔉

おい‐の‐いりまい【老いの入舞】‐いりまひ 年をとってから最後の一花を咲かせること。「そのまま人の嫌ふ事をも知らで―をし損ずるなり」〈花鏡〉

おい‐の‐かたうど【老いの方人】🔗🔉

おい‐の‐かたうど【老いの方人】 老人のために気を吐く人。年寄りの味方。「この人の後には誰にか問はん、などいはるるは、―にて」〈徒然・一六八〉

おい‐の‐くりごと【老いの繰(り)言】🔗🔉

おい‐の‐くりごと【老いの繰(り)言】 老人が、言ってもしかたのないことを、くどくどと繰り返し言うこと。「―と聞き流す」

大辞泉 ページ 1863