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あき‐きょうげん【秋狂言】‐キヤウゲン🔗🔉

あき‐きょうげん【秋狂言】‐キヤウゲン 歌舞伎の秋季興行。また、その演目。江戸時代、通例は陰暦九月九日から一〇月一五日まで行われた。俳優の契約切れを控えた年度末興行なので、お名残狂言ともいう。

あき‐ぎり【秋×桐】🔗🔉

あき‐ぎり【秋×桐】 シソ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ二〇〜五〇センチ。葉は三角形で、基部は矛(ほこ)形。秋、紅紫色の唇形の花をつける。花が黄色のものはキバナアキギリで、同属別種。

あき‐ぎり【秋霧】🔗🔉

あき‐ぎり【秋霧】 秋に立つ霧。「春霞かすみて去(い)にし雁(かり)が音は今ぞ鳴くなる―の上に」〈古今・秋上〉

あき‐くさ【秋草】🔗🔉

あき‐くさ【秋草】 秋に花が咲く草の総称。《季 秋》「―をごったにつかね供へけり/万太郎」

あきくさ‐の【秋草の】🔗🔉

あきくさ‐の【秋草の】 〔枕〕上代の呪術(じゆじゆつ)信仰の一つとして草を結んで幸福を祈るところから、「結ぶ」にかかる。「―結びしひもを解くは悲しも」〈万・一六一二〉

あき‐ぐち【秋口】🔗🔉

あき‐ぐち【秋口】 秋の初め。秋になったばかりのころ。《季 秋》「―のすはやとおもふ通り雨/蛇笏」

あき‐ぐみ【秋茱萸】🔗🔉

あき‐ぐみ【秋茱萸】 グミ科の落葉低木。高さ約三(メートル)。葉は銀白色の鱗片(りんぺん)で覆われる。初夏に黄色の花をつける。実は秋に赤く熟し、食用。《季 秋》

あき‐ぐるま【空き車】🔗🔉

あき‐ぐるま【空き車】 人や物をのせていない車。からぐるま。くうしゃ。

あき‐ご【秋蚕】🔗🔉

あき‐ご【秋蚕】 七月下旬以降に飼育される蚕。しゅうさん。《季 秋》

あき‐ごえ【秋肥】🔗🔉

あき‐ごえ【秋肥】 八月から一〇月ごろまでに施す肥料。

あき‐さく【秋作】🔗🔉

あき‐さく【秋作】 秋に栽培する作物。秋に収穫する作物。特に、稲。

あき‐ざくら【秋桜】🔗🔉

あき‐ざくら【秋桜】 コスモスの別名。《季 秋》

あき‐さば【秋×鯖】🔗🔉

あき‐さば【秋×鯖】 秋から冬にかけて、脂がのって美味となったサバ。《季 秋》

あき‐さ・ぶ【秋さぶ】🔗🔉

あき‐さ・ぶ【秋さぶ】 [動バ上二]めっきり秋らしくなる。秋めく。「夕日さす外山の梢―・びて麓の小田も色づきにけり」〈風雅・秋中〉《季 秋》

あき‐さむ【秋寒】🔗🔉

あき‐さむ【秋寒】 秋になって感じはじめる寒さ。秋冷。《季 秋》「―や行く先々は人の家/一茶」

大辞泉 ページ 187