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おいわ【お岩】おいは🔗⭐🔉
おいわ【お岩】おいは
歌舞伎狂言「東海道四谷怪談」の女主人公。毒を飲まされ、醜悪な形相に変じて悶死し、幽霊となって恨みを晴らす。
おいわい‐ぶぎょう【△御祝奉行】おいはひブギヤウ🔗⭐🔉
おいわい‐ぶぎょう【△御祝奉行】おいはひブギヤウ
室町幕府の職名。将軍宣下(せんげ)・任大臣・大饗(たいきよう)などの儀式の際、宴席のことをつかさどった職。
おい‐わけ【追分】おひ‐🔗⭐🔉
おい‐わけ【追分】おひ‐
街道が左右に分かれる所。各地に地名として残る。
「追分節」の略。


おいわけ‐ぶし【追分節】おひわけ‐🔗⭐🔉
おいわけ‐ぶし【追分節】おひわけ‐
民謡の一。中山道と北国街道の分岐点であった信州追分の宿(長野県軽井沢町)の飯盛り女たちが、碓水(うすい)峠を往来する馬子のうたう馬子唄に三味線の手をつけたものが馬方三下がりまたは追分節(信濃追分)とよばれて、東日本を中心に各地に伝わったもの。一般に声を緩やかにのばし、旋律は哀調を帯びる。越後追分・江差(えさし)追分などが有名。
お‐う【△麻△生】をふ🔗⭐🔉
お‐う【△麻△生】をふ
麻の生えている土地。「桜麻(さくらを)の―の下草露しあれば」〈万・二六八七〉
おう【王】ワウ🔗⭐🔉
おう【王】ワウ
国などを治める人。
一国の最高主権者。君主。国王。中国では、始皇帝以後「帝」より一級下の称号。
儒教で、道徳をもって天下を治める者。王者。
皇族で、親王宣下(せんげ)のない男子。皇室典範では、天皇の三世(旧制では五世)以下の皇族男子。
同類中、またその道で最もすぐれているもの。「百獣の―」「発明―」
将棋の駒の王将。






おう【翁】ヲウ🔗⭐🔉
おう【翁】ヲウ
男の老人。おきな。
接尾語のように用いて男の老人の敬称とする。「芭蕉―」「福(ふく)―」「沙(さ)―(シェークスピア)」
単独で代名詞のように用いる。「―の伝記を読む」




お・う【負う】おふ🔗⭐🔉
お・う【負う】おふ
[動ワ五(ハ四)]
背中や肩にのせる。背負う。「重い荷を―・う」
身に受ける。また、自分で引き受ける。かぶる。「責任を―・う」「恨みを―・う」
傷を受ける。「重傷を―・う」「損害を―・う」
お陰をこうむる。「先輩のご指導に―・うところが大きい」
後ろに位置させる。背景とする。「後ろに山を―・う」
借金する。「その人は、わが金(こがね)を千両―・ひたる人なり」〈宇治拾遺・一〉
名としてもつ。名前に適合する。「名にし―・はばいざ事とはむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」〈伊勢・九〉
ふさわしいさまである。適応する。「文屋康秀(ふんやのやすひで)は、ことば巧みにて、そのさま身に―・はず」〈古今・仮名序〉
[可能]おえる
[用法]おう・せおう――「負う」は文語的。話し言葉では多く「背負う」を使う。◇「負う」「背負う」には抽象的に負担する意味もあり、「責任を負う」「罪を負う」「一家を背負って働く」などと使われるが、「背負う」のほうが具体的動作を表す度合いが強い。傷・痛手については「負う」を用い、「背負う」は使わない。◇類似の語に「担(にな)う」「担(かつ)ぐ」がある。ともに、肩で重みを受けるようにして物を運ぶ意。「大きな荷を担う」「おみこしを担ぐ」、また、抽象的に「役割を担う」「次代を担う」などとも使う。








大辞泉 ページ 1872。