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おうらい‐てがた【往来手形】ワウライ‐🔗🔉

おうらい‐てがた【往来手形】ワウライ‐ 江戸時代、旅行者が所持した身分証明書兼通行許可証。百姓・町人には檀那寺(だんなでら)・町役人が、藩士には藩庁が発行した。

おうらい‐どめ【往来止(め)】ワウライ‐🔗🔉

おうらい‐どめ【往来止(め)】ワウライ‐ 人・馬・車などの通行を禁じること。通行止め。

おうらい‐の‐まきもの【往来の巻物】ワウライ‐🔗🔉

おうらい‐の‐まきもの【往来の巻物】ワウライ‐ 習字の手本として、手紙の文例を集めた巻物。また、それに似た形式の巻物。

おうらいぼうがい‐ざい【往来妨害罪】ワウライバウガイ‐🔗🔉

おうらいぼうがい‐ざい【往来妨害罪】ワウライバウガイ‐ 狭義では、陸路・水路・橋を破壊・閉鎖して交通を妨害する罪。広義では、汽車・電車・艦船の交通の危険を生じさせる罪や、これらを破壊もしくは転覆させる罪を含めていう。

おうらい‐もの【往来物】ワウライ‐🔗🔉

おうらい‐もの【往来物】ワウライ‐ 平安末期から明治初期にかけて編集・使用された、一種の初歩教科書の総称。「明衡往来(めいごうおうらい)」に始まり、初めは手紙の模範文例集であったが、近世では項目も多様化し、寺子屋の教科書となった。

おうら‐さん【御裏さん】🔗🔉

おうら‐さん【御裏さん】 公家から公家へ嫁いだ夫人の称。特に、東西両本願寺門主の夫人の称。おうらさま。

おう‐りつ【王立】ワウ‐🔗🔉

おう‐りつ【王立】ワウ‐ 王または王族が設立すること。また、そのようにしてできた施設。「―劇場」

おう‐りゅう【横流】ワウリウ🔗🔉

おう‐りゅう【横流】ワウリウ [名]スルあふれ流れること。勝手な方向に流れ出ること。「液体は、いたずらに女の顔を…うす黒く―するだけで」〈芥川・偸盗〉

おうりゅう‐ざん【黄竜山】ワウリユウ‐🔗🔉

おうりゅう‐ざん【黄竜山】ワウリユウ‐ 中国江西省南昌府修水西方にある寺。唐代に誨機(かいき)が開き、宋代に黄竜慧南(えなん)が禅法を説き、黄竜派を起こした。

おうりゅう‐しゅう【黄竜宗】ワウリユウ‐🔗🔉

おうりゅう‐しゅう【黄竜宗】ワウリユウ‐ 中国禅の七宗の一。臨済禅の一派で、宋の黄竜慧南(えなん)を開祖とするが、二〇〇年ほどで絶えた。鎌倉時代に栄西がこの系統を伝えた。黄竜派。

おう‐りょう【押領】アフリヤウ🔗🔉

おう‐りょう【押領】アフリヤウ [名]スル他人の物、所領などを力ずくで奪い取ること。「義親の出雲に叛き、為朝の九州を―し」〈田口・日本開化小史〉兵を監督・統率すること。「―せしめて、速やかに相救援せよ」〈続紀・淳仁〉

大辞泉 ページ 1923