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おき‐ぶみ【置(き)文】🔗🔉

おき‐ぶみ【置(き)文】 置き手紙。子孫への書き置き。遺書。古文書で、守り行うべき規則などを書いた文書。

おき‐ふるし【置き旧し】🔗🔉

おき‐ふるし【置き旧し】 《「おきぶるし」とも》置きふるすこと。また、そのもの。〈日葡〉

おき‐ふる・す【置き旧す】🔗🔉

おき‐ふる・す【置き旧す】 [動サ変]使わないでおいて、古くする。打ち捨てておいて、長い時間がたつ。「おしてる難波菅笠―・し後は誰(た)が着む笠ならなくに」〈万・二八一九〉

おき‐へ【沖辺・沖方】🔗🔉

おき‐へ【沖辺・沖方】 《「おきべ」とも》沖のほう。沖のあたり。「―より潮満ち来らし可良(から)の浦に」〈万・三六四二〉

おき‐まち【沖待ち】🔗🔉

おき‐まち【沖待ち】 [名]スル船舶が港に入れないときに沖合で待機すること。

おき‐まつり【×奠】🔗🔉

おき‐まつり【×奠】 孔子を祭る儀式。《季 春》→釈奠(せきてん)

おき‐まどわ・す【置き惑はす】‐まどはす🔗🔉

おき‐まどわ・す【置き惑はす】‐まどはす [動サ四]他と見分けがつきにくいように置く。「心あてに折らばや折らむ初霜の―・せる白菊の花」〈古今・秋下〉どこかに置き忘れて、見失う。「かぎを―・しはべりて、いと不便(ふびん)なるわざなりや」〈源・夕顔〉

おき‐まよ・う【置き迷ふ】‐まよふ🔗🔉

おき‐まよ・う【置き迷ふ】‐まよふ [動ハ四]露や霜などが置き乱れる。ひどくおりる。「ひとり寝る山鳥の尾のしだり尾に霜―・ふ床の月影」〈新古今・秋下〉露や霜が置いたのかと見誤る。「霜を待つまがきの菊の宵のまに―・ふ色は山のはの月」〈新古今・秋下〉

お‐きまり【御決(ま)り】🔗🔉

お‐きまり【御決(ま)り】決まり」に同じ。

おき‐みやげ【置(き)土産】🔗🔉

おき‐みやげ【置(き)土産】 立ち去るときに贈り物として残しておく品物。故人や前任者が残していったものや業績。「児童公園は前市長の―だ」「赤字の―」

おぎ‐むし【尺蠖・蠖】をぎ‐🔗🔉

おぎ‐むし【尺蠖・蠖】をぎ‐ 尺取虫(しやくとりむし)の古名。〈和名抄〉

おき‐め【置目】🔗🔉

おき‐め【置目】 蒔絵(まきえ)の工程の一。紙に描いた下絵の模様を漆器の面に写すこと。決まり。法規。「世の―を、もどかんより」〈仮・浮世物語・一〉仕置き。処刑。「盗みをさせて―にあふ」〈浄・丹波与作〉

大辞泉 ページ 2074