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おそる‐おそる【恐る恐る】🔗🔉

おそる‐おそる【恐る恐る】 [副]恐れからひどく緊張して事を行うさま。「―丸木橋を渡る」

おそる‐べき【恐るべき】🔗🔉

おそる‐べき【恐るべき】 〔連語〕恐れなければならない。恐れるのが当然の。「―自然破壊」程度がはなはだしいさま。非常な。「―速さ」

おそれ【恐れ・×畏れ・虞】🔗🔉

おそれ【恐れ・×畏れ・虞】 こわがる気持ち。恐怖。不安。「将来への漠たる―」敬い、かしこまる気持ち。畏怖(いふ)・畏敬(いけい)の念。「神の偉大さに―をいだく」よくないことが起こるかもしれないという心配。懸念。「自殺の―がある」

恐れ入谷(いりや)の鬼子母神(きしもじん)🔗🔉

恐れ入谷(いりや)の鬼子母神(きしもじん) 《「恐れ入りやした」の「いりや」を地名の「入谷」に掛け、同地にある「鬼子母神」と続けたもの》「恐れ入りました」をしゃれていう語。

恐れをな・す🔗🔉

恐れをな・す ひどい目にあうのではないかとこわがる。「仕返しされるのではないかと―・す」あまりのすごさに、遠慮したい気持ちになる。「受験者の多さに―・して引き下がる」

おそれ‐い・る【恐れ入る・×畏れ入る】🔗🔉

おそれ‐い・る【恐れ入る・×畏れ入る】 [動ラ五(四)]相手の好意などに対して、ありがたいと思う。恐縮する。「ご厚情のほど―・ります」相手に失礼したり、迷惑をかけたりしたことに対して、申し訳なく思う。「恐れ入りますが」の形で、ものを頼んだり尋ねたりするときなどのあいさつの言葉としても用いる。恐縮する。「ご心配をおかけして―・ります」あまりのことに驚き入るばかりである。相手の才能・力量に太刀打ちできないと思う。脱帽する。「―・った腕前だ」物事のひどさにあきれる。「あれで秀才とは―・るよ」非常にこわがる。「この法師いよいよ―・りたり」〈著聞集・一七〉

大辞泉 ページ 2162