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おつ‐ど【越度】ヲツ‐🔗🔉

おつ‐ど【越度】ヲツ‐ 律令制で、関所を破ること。通行許可証を持たず、関門を経ずに通過すること。罪科に処せられた。法に反すること。〈日葡〉おちど」に同じ。「隠れたる瑕(きず)の少し候を、かくとも知らせまゐらせで進じおき候ひし事、第一の―にて候」〈太平記・二六〉

オットー【Otto】🔗🔉

オットー【Otto】 (一世)[九一二〜九七三]神聖ローマ帝国初代皇帝。在位九六二〜七三。九三六年、ザクセン朝第二代のドイツの国王となり、他民族の侵入を防ぐとともに、教会勢力と提携することで諸侯をおさえ王権を確立。イタリア遠征後、教皇から帝冠を受けた。オットー大帝。(Nikolaus August Otto〜)[一八三二〜一八九一]ドイツの技術者。四行程サイクルを完成し、実用的な内燃機関を初めて製作。

おっとせい【×××臍】🔗🔉

おっとせい【×××臍】 アシカ科の哺乳類。体長は雄が約二メートル、雌が約一メートル。頭は丸く、四肢はひれ状で、全身に刺毛と綿毛が密生。北太平洋に分布し、夏、小さな島に多数集まり、一夫多妻の集団をつくって繁殖する。毛皮は良質だが、国際条約によって保護されている。ウニウ。◆アイヌ語「オンネップ」を中国で「膃肭」と音写、この臍(へそ)が薬用として膃肭臍または海狗腎(かいくじん)の名で日本に入った。

おっとっ‐て【押っ取って】🔗🔉

おっとっ‐て【押っ取って】 [副]おおよそ。だいたい。ざっと。「―銀になほして九十貫目なり」〈浮・禁短気・四〉さしあたってすぐに。意のままに。「私にも―つかはるるほど金が欲しや」〈浮・諸艶大鑑・三〉

おっとっと🔗🔉

おっとっと [感]器に注ぐ酒などがこぼれそうになったり、失敗しそうになったりするときに発する声。おっと。「―危ない、危ない」

おっと‐まかせ【おっと任せ】🔗🔉

おっと‐まかせ【おっと任せ】 [感]気軽に承諾したり、引き受けたりするときに発する語。引き受けた。よしきた。「―と饒舌(しやべ)り出した」〈二葉亭・浮雲〉

オットマン【ottoman】🔗🔉

オットマン【ottoman】 太い横畝(うね)のある、絹・綿・化繊などの織物。背の低い幅広の長椅子。一九〇〇年ころ英国で異国趣味として流行した。背もたれのないクッション台。足のせ台。

大辞泉 ページ 2193