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あげ‐しょうもん【上証文】🔗🔉

あげ‐しょうもん【上証文】 江戸時代、裁判で原告・被告双方が判決に服する旨を書いて提出した書面。請証文(うけしようもん)に比べて詳しく記され、地所出入り・水論など重要な訴訟に用いられた。

あげ‐ず【上げず】🔗🔉

あげ‐ず【上げず】 〔連語〕(多く「三日にあげず」の形で用いる)間をおかず。ほとんど毎日のように。「三日に―酒場に通う」

あけ‐すけ【明け透け】🔗🔉

あけ‐すけ【明け透け】 [名・形動]あけっぴろげで、露骨なこと。包み隠しのないこと。また、そのさま。「―にものを言う」「―な性格」

あげ‐すど【揚げ×簾戸】🔗🔉

あげ‐すど【揚げ×簾戸】 門柱に(まぐさ)を渡して竹製の編み戸をつり、上へ突き上げて開くようにつくった門。主に茶室の露地に中門(ちゆうもん)として用いる。上へ突き上げて開くようにつくった竹製の編み戸。城門などに用いた。

あけず‐の‐もん【開けずの門】🔗🔉

あけず‐の‐もん【開けずの門】 特別な場合のほかは開けない門。また、開けることを禁じられた門。あかずのもん。偉鑒門(いかんもん)の異称。花山天皇が出家の時にこの門から出て、以後開けなかったところからいう。

あげ‐せん【上げ銭・揚げ銭】🔗🔉

あげ‐せん【上げ銭・揚げ銭】 手数料。賃貸料。「一月の―が積もったら大きな事だらう」〈滑・浮世床・二〉労働に対する代金。賃金。「―の残りも今日はすっきりと取って」〈浄・二枚絵草紙〉芸者や遊女と遊ぶ代金。揚げ代。「―、大夫を昼夜七十四匁。格子(こうし)は五十二匁なり」〈浮・諸艶大鑑・二〉

あげ‐ぜん【上げ×膳】🔗🔉

あげ‐ぜん【上げ×膳】 自分では何もせずに座ったままで、食事の膳を出してもらうこと。また、そのような恵まれた境遇。「―据え膳」

あげ‐ぞこ【上(げ)底】🔗🔉

あげ‐ぞこ【上(げ)底】 箱・桶(おけ)などの底を少し上げて、外見からは実際より中身が多く見えるように作ったもの。「―の菓子箱」

あげ‐た【上げ田】🔗🔉

あげ‐た【上げ田】 高い所にあって、水はけのよい田。上げ。「その兄―を作らば、汝命(いましみこと)は下田(くぼた)を営(つく)りたまへ」〈記・上〉

大辞泉 ページ 227