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おもい‐つつ・む【思ひ包む】おもひ‐🔗🔉

おもい‐つつ・む【思ひ包む】おもひ‐ [動マ四]心の内が表にもれないようにする。つつしむ。「色に出でてはえあらず―・むことありて」〈宇津保・内侍督〉

おもい‐つの・る【思い募る】おもひ‐🔗🔉

おもい‐つの・る【思い募る】おもひ‐ [動ラ五(四)]思慕の情がますます強まる。「もう江口を自分の独占(もの)にしたというまでに―・って来た」〈近松秋江・青草〉

おもい‐づま【思ひ妻・思ひ夫】おもひ‐🔗🔉

おもい‐づま【思ひ妻・思ひ夫】おもひ‐ 深く愛する妻、または夫。「奥山の岩本菅(いはもとすげ)の根深くも思ほゆるかも我(あ)が―は」〈万・二七六一〉

おもい‐つ・める【思い詰める】おもひ‐🔗🔉

おもい‐つ・める【思い詰める】おもひ‐ [動マ下一]おもひつ・む[マ下二]そのことだけを深く考えて悩む。いちずに思い込む。「―・めた表情」

おもい‐つら・ぬ【思ひ連ぬ】おもひ‐🔗🔉

おもい‐つら・ぬ【思ひ連ぬ】おもひ‐ [動ナ下二]いろいろのことを思い続ける。「つつましくする事どもを―・ねて書きたるも」〈十六夜日記〉

おもい‐で【思い出】おもひ‐🔗🔉

おもい‐で【思い出】おもひ‐ 過去に自分がであった事柄を思い出すこと。また、その事柄。「―にひたる」あることを思い出すよすがになるもの。「旅の―に写真を撮る」

おもいでのき【思出の記】おもひでのキ🔗🔉

おもいでのき【思出の記】おもひでのキ 徳冨蘆花の自伝的小説。明治三三〜四年(一九〇〇〜〇一)に発表。作者自身の生活体験に基づいた教養小説であり、同時に明治の時代精神を描く。

おもいで‐ばなし【思い出話】おもひで‐🔗🔉

おもいで‐ばなし【思い出話】おもひで‐ 昔の自分の体験・見聞を思い出してする話。回想談。

おもい‐どおり【思い通り】おもひどほり🔗🔉

おもい‐どおり【思い通り】おもひどほり [名・形動]思っていたとおりになること。また、そのさま。「世の中は―にならないものだ」

おもい‐とじ・む【思ひ閉ぢむ】おもひとぢむ🔗🔉

おもい‐とじ・む【思ひ閉ぢむ】おもひとぢむ [動マ下二]思うことをやめる。断念する。「さらに立ちかへらじと―・めて」〈源・若菜上〉

大辞泉 ページ 2311