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おろしうり‐ぶっかしすう【卸売物価指数】🔗🔉

おろしうり‐ぶっかしすう【卸売物価指数】 卸売り段階での物価の変動を測るための指数。日本銀行が基準年次・品目を定めて調査し、発表する。WPI。

おろし‐がね【下ろし金・卸し金】🔗🔉

おろし‐がね【下ろし金・卸し金】 大根・しょうが・わさび・山芋などをすり下ろす器具。金属・陶器などの板に、多くの小突起をつけたもの。

おろし‐ぐすり【下ろし薬・堕ろし薬】🔗🔉

おろし‐ぐすり【下ろし薬・堕ろし薬】 堕胎のための薬。

おろし‐こ・む【下ろし×籠む】🔗🔉

おろし‐こ・む【下ろし×籠む】 [動マ下二]御簾(みす)・格子などを下ろして、中に身をこもらせる。「御精進(さうじ)にて、御簾―・めて行はせ給ふ」〈源・澪標〉

おろし‐ごめ【下ろし米】🔗🔉

おろし‐ごめ【下ろし米】 お下がりの米。「大饗(たいきやう)の―とて、給仕したる恪勤(かくご)の者どもの食ひけるなり」〈宇治拾遺・一〉

おろし‐しょう【卸商】‐シヤウ🔗🔉

おろし‐しょう【卸商】‐シヤウ 卸売りを業とする商人。卸売商。

おろし‐だいこん【下ろし大根・卸し大根】🔗🔉

おろし‐だいこん【下ろし大根・卸し大根】 大根をすり下ろしたもの。大根下ろし。

おろし‐た・つ【下ろし立つ】🔗🔉

おろし‐た・つ【下ろし立つ】 [動タ下二]下ろして立たせる。牛車(ぎつしや)から牛を外して轅(ながえ)を榻(しじ)に掛ける。「御車―・てよ」〈かげろふ・上〉身分の低い者たちの間に交わらせる。下げ渡す。「さりとも真人(まうと)たちのつきづきしく今めきたらむに―・てむやは」〈源・帚木〉蔀戸(しとみど)を締め切る。「坊の蔀―・てたるをとりて」〈宇治拾遺・一二〉

おろし‐たて【下ろし立て】🔗🔉

おろし‐たて【下ろし立て】 新調した品を使い始めたばかりのこと。また、その品。「―の洋服」

おろし‐どんや【卸問屋】🔗🔉

おろし‐どんや【卸問屋】 小売りをしない、卸売り専門の問屋。

おろし‐なみ【卸並(み)】🔗🔉

おろし‐なみ【卸並(み)】 商品の小売値段が卸値と同じか、それに近いこと。

おろし‐に【下ろし煮・卸し煮】🔗🔉

おろし‐に【下ろし煮・卸し煮】 サバ・カレイなどを薄味で煮て、仕上がりに下ろし大根を加えたもの。

おろし‐ね【卸値】🔗🔉

おろし‐ね【卸値】 卸売りの値段。卸値段。

おろし‐ねだん【卸値段】🔗🔉

おろし‐ねだん【卸値段】卸値」に同じ。

オロシャ🔗🔉

オロシャ ロシアの旧称。江戸末期に用いられた。

おろ・す【下ろす・降ろす】🔗🔉

おろ・す【下ろす・降ろす】 [動サ五(四)]上から下に移動させる。高い所から低い方へ移す。「屋根の雪を―・す」「腰を―・す」上げる。操作によって物がおりた状態にする。下に垂らす。「ブラインドを―・す」上げる。陸から水面に移す。「ボートを―・す」上げる。掲げたものを取り外す。「旗を―・す」「看板を―・す」乗り物などから外へ出す。「駅前で客を―・す」「積み荷を―・す」(「堕ろす」とも書く)体外へ出す。堕胎する。「子を―・す」神仏・貴人・客などに供した物を下げる。また、お下がりをもらう。「膳を―・す」「供物(くもつ)を―・す」生えているものを切ったり、そったりして落とす。「枝を―・す」「髪を―・す」役職・地位を下げたり、辞めさせたりする。「主役を―・される」深部へしっかりと伸ばす。「木が根を―・す」料理のために魚・獣の肉を切り分ける。「アジを三枚に―・す」(「卸す」とも書く)下ろし金ですり砕く。「わさびを―・す」納めてある物や、あらかじめ作ってある物を取り出す。引き出す。「貯金を―・す」衣類・道具などの、新品を初めて使う。「新調の服を―・す」別の用途に当てる。「古タオルを雑巾に―・す」扉をしめる。かぎをかける。とざす。「鎧戸(よろいど)を―・す」製版・印刷に回す。下版する。神降ろしをする。「この類の小さな神を招き―・す方式となっていたものであろう」〈柳田・山の人生〉貴人の前から退出させる。「みな下屋(しもや)に―・しはべりぬるを」〈源・帚木〉悪く言う。けなす。「ここにても、また―・しののしる者どもありて」〈源・少女〉高い所から風が吹く。吹き下ろす。「三室山(みむろやま)―・す嵐の寂しきに妻よぶ鹿の声たぐふなり」〈千載・秋下〉 [可能]おろせる [下接句]錨(いかり)を下ろす・重荷を下ろす・飾りを下ろす・頭(かしら)を下ろす・肩揚げを下ろす・髪を下ろす・看板を下ろす・錠を下ろす・根を下ろす・暖簾(のれん)を下ろす・箸(はし)を下ろす・筆を下ろす

大辞泉 ページ 2382