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おん‐びん【音便】🔗🔉

おん‐びん【音便】 国語学での用語。発音上の便宜により、語中・語尾の音が他の音に変化すること。音声上は、音韻の脱落・転化・挿入などによる現象。イ音便・ウ音便・撥音便・促音便の四種がある。

おん‐びん【穏便】ヲン‐🔗🔉

おん‐びん【穏便】ヲン‐ [名・形動]物事をかど立てずおだやかに行うこと。また、そのさま。「―な処置」手軽なこと。便利なこと。また、そのさま。「ここに五軒の娼家あり、至りて―なるあそびにして」〈寛天見聞記〉

おんびん‐けい【音便形】🔗🔉

おんびん‐けい【音便形】 音便の結果生じた語形。特に、用言の一活用形が特定の語に続くときに音便の形をとる場合、その語形をもとの活用形に対していう。「咲く」の連用形「咲き」が「て」「た」に続くときにとる「咲い」の類。

おんぶ【負んぶ】🔗🔉

おんぶ【負んぶ】 [名]スル《動詞「おぶう」の音変化から》子供などを背負うこと、また、背負われることをいう幼児語。「赤ん坊を―する」他人の援助を受けること。特に金銭面で他に頼ること。「経費はすべて寄付に―する」

おん‐ぷ【音符】🔗🔉

おん‐ぷ【音符】 漢字や仮名の文字につけて、発音を示すための補助符号。濁音符「」・半濁音符「」・促音符「っ」・反復音符「ゝ」「」「々」「」・長音符「ー」など。漢字の構成で、音を表す部分。「胴」「銅」の「同」など。音楽で、個々の音を示す記号。形の違いで音の長さを、譜表上の位置で高さを示す。

おん‐ぷ【音譜】🔗🔉

おん‐ぷ【音譜】 楽譜。レコード盤。日本で作られはじめた明治末ころの呼び方。「乱暴な真似をして―に瑕(きず)をつけたりすると」〈谷崎・異端者の悲しみ〉

おん‐ぷう【温風】ヲン‐🔗🔉

おん‐ぷう【温風】ヲン‐ あたたかい春の風。暖房器具などが送り出す、あたたかい風。陰暦の晩夏に吹く、あたたかい風。《季 夏》

おんぶ‐きごう【音部記号】‐キガウ🔗🔉

おんぶ‐きごう【音部記号】‐キガウ 五線譜上の音の高さを定める記号。ト音記号(高音部記号)・ハ音記号(中音部記号)・ヘ音記号(低音部記号)の三種がある。

おん‐ぷく【温服】ヲン‐🔗🔉

おん‐ぷく【温服】ヲン‐ 薬をあたためて飲むこと。

おん‐ぷく【隠覆】🔗🔉

おん‐ぷく【隠覆】 表に出さないように隠していること。ひたかくしにすること。

大辞泉 ページ 2422