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かえ‐た【×汲え田】かへ‐🔗🔉

かえ‐た【×汲え田】かへ‐ 高地にあって、たびたび用水をくみ入れる必要のある田。畑田(はたけだ)

かえ‐だま【替(え)玉】かへ‐🔗🔉

かえ‐だま【替(え)玉】かへ‐ 本人だと偽って別人を使うこと。また、その人。「―受験」本物のように見せかけて、そのかわりに用いるにせ物。

かえ‐ち【替(え)地】かへ‐🔗🔉

かえ‐ち【替(え)地】かへ‐ 土地を交換すること。かわりに提供する土地。代替地。

かえ‐ちゃわん【替(え)茶×碗】かへ‐🔗🔉

かえ‐ちゃわん【替(え)茶×碗】かへ‐ 茶会で、客が多人数のとき、主茶碗(おもぢやわん)にかえて用いる副の茶碗。正客には用いない。

かえっ‐て【却って・反って】かへつ‐🔗🔉

かえっ‐て【却って・反って】かへつ‐ [副]《「かえりて」の音変化》予想とは反対になるさま。反対に。逆に。「安物を買ったら、―高くついた」 [用法]かえって・むしろ――「病人のほうがかえって(むしろ)しっかりしている」「三月のほうがかえって(むしろ)寒かった」のような場合は相通じて用いられ、比較して強調する意を表す。◇「かえって」は予想していたことと反対の結果の意で、「勧められたら、かえって行く気がしなくなった」「もうけようとして、かえって損をした」のように用いる。これらの場合、「むしろ」には置き換えられない。◇「むしろ」は、どちらかといえば後者を選ぶの意を表す。「強い男性より、むしろ優しい男性が好きだ」「恥辱に生きるより、むしろ死を選ぶ」

かえって‐とく【却説】かへつて‐🔗🔉

かえって‐とく【却説】かへつて‐ [接]《漢文の「却説」を訓読したもの》話を転じてほかのことを説きはじめるときに用いる語。さて。さてまた。「―其翌朝、六月二十日」〈逍遥・当世書生気質〉

かえ‐づる【替(え)弦】かへ‐🔗🔉

かえ‐づる【替(え)弦】かへ‐ 掛け替えの弓弦(ゆづる)。予備の弓弦。副弦(そえづる)

かえで【×楓・槭樹】かへで🔗🔉

かえで【×楓・槭樹】かへで 《「かえるで(蛙手)」の音変化》カエデ科カエデ属の落葉高木の総称。葉は多くは手のひら状に裂けていて、秋に紅葉または黄葉(こうよう)する。実には翼がある。イロハカエデ・トウカエデ・イタヤカエデ・ミネカエデ・カジカエデ・サトウカエデなど。園芸品種も多い。材は器具・家具用。砂糖をとる種類もある。もみじ。かえでのき。《季 花=春 紅葉=秋》「紅―深し南し西す水の隈/几董」(かさね)の色目の名。表も裏も萌葱(もえぎ)色のもの。紋所の名。の葉を図案化したもの。子供や女の小さくかわいらしい手。「玄関の戸をとんとんと、叩(たた)く―のわくらばに応(こた)ふる者もなかりける」〈浄・阿波鳴渡〉

大辞泉 ページ 2598