顔が広・い つきあいの範囲が広い。知り合いが多い。「政界に―・い」

顔から火が出る 恥ずかしくて顔が真っ赤になる。「人前で大失敗を演じ―出る思いがした」

顔で笑って心で泣・く つらくて泣きたい心情を抑えて、顔だけは楽しそうに笑う。

顔に泥（どろ）を塗・る 面目を失わせる。恥をかかせる。「親の―・る」

顔に紅葉（もみじ）を散ら・す 若い女性などが、恥ずかしがって顔を赤くする。

顔を合わ・せる 顔を向き合わせる。会う。「久方ぶりに―・せる」共演する。競技をしあう組み合わせとなる。「準決勝で―・せる」

顔を売・る 世間に広く知られようとする。

顔を貸・す 頼まれて人に会ったり、人前に出たりする。「ちょっと―・してくれ」

顔を曇ら・せる 表情を暗くする。

顔を揃（そろ）・える 集まるべき人が全員集まる。「発起人一同が―・える」

顔を出・す 訪問する。また、会合に出席する。「―・しただけですぐ退席する」姿を現す。顔を見せる。「月が―・す」

顔を立・てる 面目が保たれるようにする。体面が傷つかないようにする。「先輩の―・てる」

顔を繋（つな）・ぐ 人に忘れられないように、折に触れて訪問したり出席したりする。顔つなぎをする。

顔を潰（つぶ）・す 面目を失わせる。名誉を傷つける。「親の―・す」

顔を直（なお）・す 汗などでくずれた化粧をし直す。

顔を見・せる その場所へ来る。顔を出す。

顔を汚（よご）・す 面目を失わせる。顔に泥を塗る。

かお‐あわせ【顔合（わ）せ】_{かほあはせ} ［名］_スル集まり合うこと。特に、ある共通の目的のために、初めて会合すること。演劇・映画などで、俳優が共演すること。「二大スターの―」対抗試合などでの組み合わせ。「強豪どうしの―」

かお‐いろ【顔色】_かほ‐ 顔の表面の色。血色。「―が悪い」感情の動きの表れた顔のようす。顔つき。機嫌。「上役の―をうかがう」「―を見る」

か‐おう【花王】_クワワウ 花の中で最も美しいもの。ボタンをいう。〈日葡〉