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かお・る【香る・薫る・×馨る】かをる🔗⭐🔉
かお・る【香る・薫る・×馨る】かをる
[動ラ五(四)]
よいにおいがする。芳香を放つ。「梅が―・る」
煙・霧・霞(かすみ)などが、ほのかに立つ。立ちこめる。「塩気のみ―・れる国に」〈万・一六二〉
顔などが華やかに美しく見える。つややかな美しさが漂う。「いみじくふくらかに愛敬づき、あてに―・り」〈栄花・音楽〉



かおる‐だいしょう【薫大将】かをるダイシヤウ🔗⭐🔉
かおる‐だいしょう【薫大将】かをるダイシヤウ
源氏物語、宇治十帖に登場する人物。表向きは光源氏の子で、実は女三の宮と柏木の子。匂宮と、浮舟への恋を争い悲恋に終わる。
か‐おん【加恩】🔗⭐🔉
か‐おん【加恩】
禄などを増し与えること。また、恩恵を与えること。「御―ヲナサレタ」〈日葡〉
か‐おん【△和音】クワ‐🔗⭐🔉
か‐おん【△和音】クワ‐
「わおん(和音)
」の旧称。

か‐おん【家恩】🔗⭐🔉
か‐おん【家恩】
家から受ける恩恵。「―を受ける」
ある家、一族に与えられる恩恵。〈日葡〉


か‐おん【×訛音】クワ‐🔗⭐🔉
か‐おん【×訛音】クワ‐
なまりのある発音。なまった音声。なまり。「かえる(蛙)」を「かいる」、「すくない(少ない)」を「すけない」という類。かいん。
が‐おん【×牙音】🔗⭐🔉
が‐おん【×牙音】
中国音韻学で五音(ごいん)の一。のどの中、舌のつけ根で調音される音で、軟口蓋の破裂音および鼻音。「見」「渓」「群」「疑」の子音に当たる。
かか【×嚊・×嬶・△母】🔗⭐🔉
かか【×嚊・×嬶・△母】
(嚊・嬶)庶民階層で、妻をいう語。かかあ。「無うなれば―が貰いに行く」〈露伴・椀久物語〉
(母)母親を親しんで呼ぶ語。母親が、子供に向かって自分のことを言う場合にも用いる。おかあさん。おっかさん。「おんま(=娘ノ名)さらばよ。―は旦那さまへ行きて、正月に来てあふぞよ」〈浮・胸算用・三〉◆「嬶」は国字。


大辞泉 ページ 2616。